【ビデオ】電気自動車になったロンドン・タクシーのプロトタイプが、グッドウッドのコースを静かに走行!
ロンドン・タクシー・カンパニーは、電気自動車タクシーのプロトタイプ「TX5」を先週の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で披露した。とはいえ、「スピード」と名の付くこのイベントに、このクルマは相応しくないかもしれない。ブラックキャブが静かにゆっくりとコースを走る様子は、公開された40秒の動画でご覧いただける。


この電動タクシーは、中国の吉利汽車がロンドン・タクシーと共同で開発した。ロンドン・タクシーといえば、1958年にオースティン(BMC)によって開発された、最小回転半径が極めて小さなことで知られる「FX4」が40年近くもの長い間、生産され親しまれていたが、1997年にその後継となる「TX1」が登場。現行の「TX4」も含め、これまで主にディーゼル・エンジンが搭載されてきた。

この電動タクシーについて、発表されたのは2015年のことだったが、それより10年近く前から開発は続けられてきた。一度のフル充電で約70マイル(約113km)の距離を走れるという。さらに、このタクシーには、ボルボの3気筒エンジンと電気モーターを組み合わせたレンジエクステンダーも搭載されることになっている。吉利汽車は2010年にボルボ・カーズを、2013年にロンドン・タクシー社を買収している。



ロンドン・タクシーでは、この最初の電動タクシーを今年の後半には実用化できると考えているようだ。2018年からロンドンでは、タクシーのゼロエミッション化が義務づけられるので、このタクシーはそれに応えられるだろう。吉利汽車では、TX5をロンドンのみならず英国全土で販売、さらには国外への輸出も計画しているという。



By Danny King

翻訳:日本映像翻訳アカデミー