エリザベス女王、孫に困惑(画像は『The Royal Family 2016年4月12日付Instagram「Next week, on Thursday 21st April, Her Majesty The Queen will celebrate her 90th birthday.」』のスクリーンショット)

写真拡大

母ダイアナ妃を亡くした後の苦しみや王室への思いなどを正直に明かし、話題の英ヘンリー王子。そんな王子のオープンな態度に親しみを感じた英国民は多く「より王室を近く感じるようになった」という声も少なくはないが、王子の祖母エリザベス女王の心境は複雑なようだ。

幼くして母ダイアナ妃を亡くし、悲しみや苦悩を表に出さないまま大人になったヘンリー王子。成長期は「考えても辛くなるだけ」と信じ20代後半になるまで平気なふりをしたものの、30歳を前にセラピーを受け救われたという。

またヘンリー王子は「王室を離れたいと思ったことがある」「王や女王になりたい人などいない」とも発言。母の葬儀で棺の後ろを歩いた日を回顧し「子どもにあんな事をさせるなんて」「今なら考えられないことだ」と本音を明かし、世間を驚かせもした。そんな王子の告白を「現代的」「正直で清々しい」と思う人がいる一方、伝統を尊び維持してきたエリザベス女王は困惑し苛立ちを感じたもよう。『Vanity Fair』によると、女王はヘンリー王子ら孫を集めて「本音を打ち明けるにせよ、度を超えぬようにしなさい」と指導したそうだ。

ちなみにヘンリー王子による「一般人になりたいと願ったこともある」という発言に対し、「しょせんは宮殿暮らしのお坊ちゃまの言い分」という冷めた見方をする人もいる。子どもの教育費や定年後の暮らしを心配する必要のない王子に「一般国民の何が分かるのか」といった苛立ちの声も少なくない。

しかしヘンリー王子は、王室について「必要なもの」と明言。長く国民のため尽くしてきたエリザベス女王を称賛し「世界には祖母のような人が必要」とも語っていたのだが、王室の伝統を知りつくす女王は「話しすぎ」と感じているもよう。ただ黙々と公務をこなし模範であることを目指してきた女王にとって、国民の目線で話そうとする孫達は理解できないようだ。

画像は『The Royal Family 2016年4月12日付Instagram「Next week, on Thursday 21st April, Her Majesty The Queen will celebrate her 90th birthday.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)