3日、収賄などの罪に問われている韓国の朴槿恵前大統領に対する裁判で、傍聴席にいた女性が朴被告に向かって突然「ママ」と叫び出し、朴被告がこらえ切れずに思わず噴き出してしまう一幕があった。資料写真。

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2017年7月3日、収賄などの罪に問われている韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領に対する裁判で、傍聴席にいた女性が朴被告に向かって突然「ママ」と叫び出し、朴被告がこらえ切れずに思わず噴き出してしまう一幕があった。韓国・ニュース1などが伝えた。

騒ぎは3日午後、ソウル中央地裁で開かれた朴被告と友人の崔順実(チェ・スンシル)被告をめぐる一連の国政介入事件の公判終盤で起こった。傍聴席にいた30〜40代ぐらいの女性が不意に立ち上がり裁判長に発言権を求めたが、裁判長は「傍聴者に発言権はない」として女性に退場を命じた。すると女性は「私は朴前大統領の娘です」と叫び出し、警備員らが慌てて制止しようとしたが、「朴前大統領の娘だ」と繰り返し、しまいには朴被告に向かって「ママ」と声を上げたという。そして警備員らに引きずられるようにして退廷する際には「金正恩(キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長)が私の息子だ」とも発言した。

騒動の一部始終を被告席で見ていた朴被告は、あきれて思わず笑いを漏らしてしまったといい、女性が退場させられた後も笑みを浮かべ弁護人と言葉を交わしていたそうだ。

一方、傍聴席では不規則発言を繰り返した女性に朴被告の支持者らが非難を浴びせるなど一時騒然としたが、裁判長が「静粛に」と繰り返し要請し、この日の裁判は終了した。

これについて、韓国のネットユーザーからは「こんな人に傍聴権をあげたら駄目だよ」「被告人がクズだから似たような人間が傍聴に来るんだな」「裁判がめちゃくちゃじゃないか」「お笑い番組より笑える」など、やはりあきれたといった声が多数寄せられている。

また、「本当の娘かもしれないよ」とのコメントや、「笑ってる場合じゃないでしょ」「裁判は遊びじゃないんだから」「いろいろ笑わせてくれますね、お姫様」と朴被告を批判する声もあった。(翻訳・編集/吉金)