貴州で7月2日、ガスパイプライン爆発事故が発生(目撃者撮影動画スクリーンショット)

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 中国貴州省で2日に起きたガスパイプラインの爆発では、高さ300〜400メートルもの炎が立ち上った。中国当局は被害は8人死亡、35人が負傷としているが、現地住民らのなかには、死傷者は「1000人規模」ではないかと話すものもいる。被災地では住民たちが避難を余儀なくされている。

 伝えられるところによると、爆発は貴州省黔西自治州の晴隆県で2日午前に発生。同地では連日の豪雨に見舞われ、地盤沈下が発生し、地下をめぐるパイプラインが圧迫されて亀裂が生じた。ここからガス漏れが起こり、何らかの原因で引火したという。

 パイプラインは、中国石油天然ガス集団(シノペック、CNPC)が管理している。

パイプライン爆発の周辺住民 死傷者多数か

 7月3日、大紀元メディアグループのラジオ放送「希望の声(VOH)」中国語の取材に答えた、現場近くに住む住民は、爆発が発生した場所の周辺では大勢のケガ人が出ていると述べた。

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 「はっきりした人数はわからないが、おそらく1000人ほどの負傷者がいる。なかには、もう死んでいる人もいるかもしれない。晴隆県の病院や、隣の普安県の病院へ運ばれていた」「爆発は複数回あり、数時間におよび燃えていた」という。

 避難のため移動中の住民の話では、爆発が起きた場所は「近くに大型燃料貯蔵庫(油庫)があり、そのパイプラインも燃焼中の場所に近い」ため、事故現場周辺のほとんどの住民たちは、さらなる爆発を恐れて、近隣の村や町へ避難しているという。

 「火災発生の地点から遠く離れていても、かなり熱気を感じた」と住民は明かした。

 VOHの取材に対し、晴隆県病院 は、この事故で搬送された負傷者の数を明かすことを拒んだ。

(翻訳編集・佐渡道世)