2日、英国では、頻発するテロ事件にもかかわらず、今夏の中国からの買い物客は減少どころか増加が見込まれているという。写真はロンドン。

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2017年7月2日、英国では、頻発するテロ事件にもかかわらず、今夏の中国からの買い物客は減少どころか増加が見込まれているという。英BBCが伝えた。

英国ではこの4カ月で4件のテロ事件が立て続けに発生した。うち3件はイスラム過激派が市民を標的にしたもので、30人以上がその犠牲となっている。

フランスはパリやニースでのテロ事件を受け、観光業が大きな打撃を受けた。英国の業界でも懸念する声が聞かれるている。だが英国の旅行業界調査会社により集計された最新のデータから、英国は今夏、特に中国からの外国人観光客の巨大な流入が期待できることが分かった。

英紙ガーディアンによると、フォワード・キーズ(ForwardKeys)が調査した今年6月から8月までの英国への長距離飛行予約は、前年同期比10%増加した。特に中国からが29%増と顕著だ。

中国人は海外での買い物を好む。ブレグジット(英国のEU離脱)以降のポンド安基調で、英国は観光客にとってのショッピング天国になっている。

ロンドンのリージェントストリートにあるバーバリーの旗艦店を訪れる買い物客の70%が中国からの観光客だ。中国人観光客は今年、英国で10億英ポンド(約1463億円)以上を費やすと予想されている。これは4年前の2倍の規模だ。

英国政府観光庁のディレクター、パトリシア・イエーツ氏は、ガーディアン紙の取材に応じ、「中国人はお得感を重視する。英国の商品は彼らには安く見えているようだ」とし、「中国人客はたくさん消費するので小売業者は彼らの訪問を望んでいる。中国人は英国の歴史や文化を愛しているが、彼らは良いショッピングスポットも必要としている」と答えている。(翻訳・編集/柳川)