子どもの弟妹やお友だちへの暴力。すぐに止めるべきだけど止めかたがある



おもちゃをとられた、とお友だちをどんと押してしまう、自分の気に食わないことをした、と弟や妹を叩いたり蹴ったり。うちの子ってどうしてこんなに乱暴者なの?と悩んでいるお母さん。「どうしてそんなことするの!」とその場でガミガミしかりつけたら余計に子どもがパニックになって暴れた…ということも多いのではないでしょうか。暴力はもちろんいけないこと。すぐにでも止めなければなりません。でも、止めかたがあるのです。

子どもが暴力をふるってしまったら体ごと抱きしめて、7秒間ゆっくりと数え



イライラしてカッとなっている子どもは、怒鳴られたりすると余計にヒートアップしてしまいます。お母さんは、体ごとその子どもを抱きしめて、動きを止めてしまいましょう。7秒間ハグしてあげるのです。子どもは抱きしめられても「なんだよ!離せー!」と暴れるかもしれませんがそれでも離さずに抱きしめ続けます。するとだんだん子どもの暴れる力が抜けてきます。「7秒」には理由があり、愛情ホルモンのセロトンが分泌され始める時間が7秒だから。わかったわかった、と「タッチング」しながら子どもが落ち着くのを待ちましょう。

タッチングと7秒ハグで子どもの気持ちが落ち着いてからしてはいけないこと



子どもが落ち着いたら、してはいけないことを子どもの目を見てしっかり伝えます。カッとなっているときは耳には届かない言葉も、落ち着いたらしっかりと聞こえるようになります。子どもは暴力以外の方法をまだ自分の中で見いだせていないだけ。「さわってほしくなかったんだね」と子どもの気持ちを受け止めてあげつつ、「どうしたらよかったかな」と問いかけましょう。子どもから何も案が出てこなかったら「さわらないでって言おうね」と暴力以外の選択肢を一緒に考えてあげるのです。

お母さんは子どもの感情の押さえ方はなく、感情をコントロール方法を教えよ



お母さんはつい、乱暴された子どものフォローに先に回ってしまいがち。でも「ごめんね」「痛かったね」と謝りつつ、まずは抱きしめながら相手から引き離してしまいましょう。そのほうが事態が収束する時間が短くなります。お母さんは、子どもの感情を受け止めて、行動を正してあげる、が鉄則。「いい加減にしなさい!」と感情を押さえつけてばかりいると、子どもは感情をコントロールする術を身につけることができずに年齢が上がってそれがより深刻化してしまいます。今のうちに暴力以外の選択肢を一緒に見出してあげましょう。

今日の1日1成長



子どもの暴力は、タッチングと7秒ハグで気持ちを落ち着かせ選択肢を一緒に考えよう子どもの感情コントロールも1成長、ママのハグも1成長。玉井ユカコ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/