ワウリンカが初戦敗退、マレー、ナダル、錦織、チリッチらは勝ち上がる [ウィンブルドン]

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 イギリス・ロンドンで開催されている「ウィンブルドン」(7月3〜16日/グラスコート)の男子シングルス1回戦。

 前年度覇者で第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)に対する初戦を6-1 6-4 6-2で制した。マレーは左腰の痛みのため、大会前に2つのエキシビションマッチへの出場をとりやめていた。

 「今朝は少しナーバスになっていた」とマレー。「この大会に至る過程で、望んでいたほどしっかりした準備ができなかったからね」。

 全仏覇者で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)はジョン・ミルマン(オーストラリア)を6-1 6-3 6-2のストレートで下した。

 一方、第20シードのニック・キリオス(オーストラリア)はピエール ユーグ・エルベール(フランス)に対して、最初の2セットを落としたあと棄権した。

 キリオスが左腰に治療を受けるためトレーナーを呼んだとき、彼は3-6 4-6でリードされていた。その後、彼は結局、試合をやめることを決めた。

 キリオスはウィンブルドンの前哨戦であるクイーンズクラブでの「AEGON選手権」でも、1回戦で故障により棄権を強いられていた。

 「苦境に立たされていることはわかっていたよ。クイーンズで転んで以来ずっと、腰に痛みや違和感を覚えていたからね。決して完治しなかった」とキリオス。「何とかしようと、できるすべてをやってきたが、十分な時間がなかった」。

 ウィンブルドンで2度準決勝に進んでいる第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)は、キャメロン・ノリー(イギリス)を6-3 6-2 6-2で倒した。

 第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第9シードの錦織圭(日清食品)、第24シードのサム・クエリー(アメリカ)も2回戦に勝ち上がった。

 チリッチはフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)を6-4 6-2 6-3で、錦織はマルコ・チェッキナート(イタリア)を6-2 6-2 6-0で、クエリーはトーマス・ファビアーノ(イタリア)を7-6(5) 7-5 6-2でそれぞれ退けた。

 一方、第5シードのスタン・ワウリンカ(スイス)のウィンブルドン滞在は、非常に短いものとなった。グランドスラム大会で3度優勝した経験を持ち、3週間前には全仏オープンで準優勝していたワウリンカは、左膝の不調に煩わされ、センターコートで行われた1回戦でダニール・メドベデフ(ロシア)に4-6 6-3 4-6 1-6で敗れた。

 32歳のワウリンカは最新ランキングで世界3位、一方のメドベデフは21歳で世界49位。メドベデフは今年の全豪オープンでグランドスラム大会の本戦に初出場を果たすと、全仏オープンも本戦出場、そして、このウィンブルドンが3度目のグランドスラムで、初勝利を挙げた。

 ワウリンカは、エンドチェンジの際に膝をアイスで冷やし続けており、一度も自らのベストテニスを呼び寄せることはできなかった。彼はほかのグランドスラム大会では一度ずつ優勝したことがあったが、ウィンブルドンでは一度も準々決勝を超えたことがない。これは彼にとって、オールイングランド・クラブにおける6度目の1回戦負けだった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウィンブルドン」1回戦で21歳のダニール・メドベデフ(ロシア)に敗れた世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス)。ウィンブルドンでの1回戦敗退は6度目。(写真◎Getty Images)
Photo: LONDON, ENGLAND - JULY 03: Stan Wawrinka of Switzerland puts ice on his knee during the Gentlemen's Singles first round match against Daniil Medvedev of Russia on day one of the Wimbledon Lawn Tennis Championships at the All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 3, 2017 in London, England. (Photo by David Ramos/Getty Images)