熱中症予防強化月間

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 熱中症患者が急増する7月は「熱中症予防強化月間」。梅雨明け直後には気温が上昇するので特に注意したい。また、地面に近いほど温度が高くなることから、大人に比べて身長の低い子どもは熱中症になりやすいという。

 政府は、熱中症患者が急増する7月を「熱中症予防強化月間」と設定し、熱中症に関する普及啓発などを行っている。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、人体の熱収支に与える影響が大きい「湿度」「日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れた指標として「暑さ指数(WBGT)」の実況と予測を公表している。

 天気情報を提供するウェザーニューズによると、子どもは熱中症になりやすいので注意が必要だという。夏の強い日差しの照りつけで、気温が30度の時、アスファルトは50度以上に上昇。大人は1.5メートルくらいのところで息をしているので、顔の回りは気温と同じ30度くらいだが、小さい子どもの顔の回りでは38度くらいに達し、ベビーカーではもっと厳しい環境になっている。

 また、子どもは体温調節機能が十分発達していないため、体に熱がこもりやすく、遊びに夢中になっていると水分を取らずに過ごしてしまいがちだ。

 日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」では、熱中症の予防・対策や応急処置のポイントをWebサイトに掲載。小中高生向けの熱中症対策として、屋外では「スポーツで無理をしない」「観戦で熱くなりすぎない」「通学・帰宅中に油断しない」をあげ、クールダウンや水分補給、帽子での日よけ対策を勧めている。また、屋内では「体育館で燃えすぎない」「文化部も熱くなりすぎない」と呼びかけている。 《リセマム 工藤めぐみ》