バングラデシュの首都ダッカ郊外ガジプールで、爆発事故が起きた衣料品工場のがれきの中を歩く救助隊員(2017年7月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新、写真追加)バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)郊外にある衣料品工場で3日、ボイラーが爆発し、少なくとも13人が死亡、約50人が負傷した。当局は5日、ボイラーの不具合が爆発の原因とみられ、またボイラーの使用認可の期限が先月切れていたと明らかにした。

 事故が発生したのは、ダッカ郊外のガジプール(Gazipur)にある工場。当時、数十人の工員が作業していた。爆発によって6階建ての建物の壁や屋根が崩れた。

 地元警察はAFPに「現場はひどい状態だ」と説明。消防隊が駆け付け、救助活動を行っていると明らかにした。爆発したのは工場のボイラーで、付近の他の建物にも被害が出たという。

 AFPの取材に応じた消防幹部によれば、負傷者には工場の外を歩いていた人々も含まれており、爆発の規模は非常に大きかったと話している。

 検査当局は5日、このボイラーは15年前から使用されており、使用認可の期限が6月24日に切れていたとAFPに明らかにした。検査官は「予備調査で、ボイラー内部に過剰な圧力が生じたことが爆発の原因であることが分かった」と述べた。

 工場の従業員らは地元メディアに対し、ボイラーに問題があることを経営者に報告していたが無視されたと語っていた。

 工場は衣料品メーカーのマルティファブズ(Multifabs)が所有しており、同社のウェブサイトによれば主に欧州ブランド向けに生産している。
【翻訳編集】AFPBB News