ミラン移籍が決まったチャルハノール(中央)。自身初のセリエA参戦となる。画像はミランの公式ツイッターより

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 現地時間7月3日、ミランはレバークーゼンからトルコ代表MFのハカン・チャルハノールを獲得したことを発表した。契約は2021年6月までの4年契約。移籍金は2000万ユーロ(約24億円)+ボーナス400万ユーロ(約4億8000万円)、年俸は250万ユーロ(3億円)と『スカイ・スポーツ』など現地メディアで報じられている。
 
 現在23歳のチャルハノールは、2012年にカールスルーエでプロデビューし、ハンブルクを経て、14年夏からレバークーゼンの主力として活躍。距離や位置を問わずゴールマウスを捉える「FKの魔術師」として知られ、スルーパスやミドルを含めて右足のキックが最大の持ち味だ。ドイツ生まれだがU-16からルーツであるトルコの代表チームで活躍し、A代表では26試合・8得点の記録を残している。
 
 今年2月には5年前の移籍トラブル(トラブゾンスポルトと移籍合意も、カールスルーエと契約延長し、翌年にはハンブルクに加入)によって4か月の出場停止処分を受けたが、新シーズンに影響はない。
 
 今夏はアトレティコ・マドリー、チェルシー、トッテナム、アーセナル、ラツィオなどの関心も伝えられてきたが、大外からミランが争奪戦を制した格好だ。チャルハノールは入団に際してこう語っている。
 
「このクラブの大きさを理解している。ミランに来られてとても幸せだよ。ここで偉大なことを成し遂げたい」
 
 サイドハーフ、ウイング、トップ下、セカンドトップなどで機能するチャルハノールは、新天地で4-3-3なら左ウイングとインサイドハーフを担いそう。ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はジャコモ・ボナベントゥーラと同じく、両ポジションでの併用を考えているとも伝えられる。また、4-2-3-1採用ならトップ下か両サイドアタッカーが主戦場になるだろう。
 
 ミランの公式サイトでは「モダンな10番」と紹介されている通り、レバークーゼンでは2年間に渡って背番号10を纏った。本田圭佑の退団で空位となったエースナンバーを背負う可能性もありそうだ。
 
 今年4月に中国資本となったミランは、今夏すでにDFマテオ・ムサッキオ(ビジャレアルから)、DFリカルド・ロドリゲス(ウォルフスブルクから)、MFフランク・ケシエ(アタランタから)、FWアンドレ・シルバ(ポルトから)、FWファビオ・ボリーニ(サンダーランドから)を獲得しており、チャルハノールは6人目の補強となる。
 
 さらに、個人合意済みのDFアンドレア・コンティ(アタランタ)の獲得決定、退団騒動で世間を騒がせたGKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長も間近に迫っていると、現地メディアでは伝えられている。