3日、環球網は、「台湾を訪れる中国人観光客の消費額は日本人客を下回るものの、ショッピングに関しては日本人の倍以上の額」と指摘する記事を掲載した。写真は台湾。

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2017年7月3日、環球網は、「台湾を訪れる中国人観光客の消費額は日本人客を下回るものの、ショッピングに関しては日本人の倍以上の額」と指摘する記事を掲載した。

台湾観光当局が発表した最新の調査結果によると、2016年に台湾を訪れた日本人旅行者1人1日当たりの平均消費額は出身国・地域別で最も多い241.42ドル(約2万7100円)で、これに続いたのがシンガポール229.43ドル(約2万5700円)、中国198.43ドル(約2万2200円)だった。ただ、ショッピングについて見てみると中国人客は最多の96.3ドル(約1万800円)。日本の43.18ドル(約4800円)、シンガポールの45.81ドル(約5100円)の2倍強で、欧州の旅行者に比べると7倍の額となった。

16年の訪台旅行者全体の1人1日当たりの平均消費額は前年に比べ7.26%減っており、縮小が最も目立ったのがショッピング(19.22%減)だった。中でも中国人客は消費額が12.81%、ショッピングが19.77%減少。この主な原因として「ぜいたく禁止令」の影響や中国人旅行者が消費に冷静になってきたことなどが挙げられたほか、ある業界関係者は中国人客の間で「台湾は非友好的」と考えられていることを指摘している。

中国からの訪台団体ツアーが最も盛んだった15年の観光外貨収入は4589億台湾ドル(約1兆6940億円)に達し、このうちのほぼ半分を中国人客が占めたとみられている。両岸関係の悪化に伴い、今年の訪台中国人客の数が210万人に落ち込めば中国人客からの外貨獲得は15年の5割にも満たない可能性もある。(翻訳・編集/野谷)