最近、「男性専用車両」の導入希望の声がニュースで取り上げられたり、「痴漢冤罪保険」が誕生したりと、通勤・通学電車を取り巻く環境に、少しずつ変化が。株式会社マクロミルは、通勤・通学電車内での過ごし方に関するアンケートを実施。「男性専用車両」の導入・利用意向や「痴漢冤罪保険」の認知率についても聞いています。
調査は6月13〜14日、1都3県在住で電車通勤・通学をしている15〜59歳の男女500人を対象にインターネットで行なわれました。

「男性専用車両」、みんなはどう考えている?

通勤・通学で電車を利用する女性に、「男性専用車両」導入への意向を聞いたところ、「絶対に導入すべきだ」(13.6%)、「導入した方が良い」(60.3%)で、導入賛成派は74%という結果に。

「男性専用車両」の導入について、女性の意向 ベース:女性 / n=242

男性も「絶対に導入すべきだ」(14.3%)、「導入した方が良い」(50.8%)で、「男性専用車両」の導入賛成派が6割以上となり、実際に導入された場合の利用意向についても、59%が「利用したい」と回答しています。

「男性専用車両」の導入について、男性の意向 ベース:男性 / n=258

導入賛成の理由については、男性からは「痴漢と間違われたくない」「いつ冤罪のターゲットにされてもおかしくない」「女性ばかり優遇するのは不公平」、女性からも「男性車両を選択することもありだと思う」「トラブルが原因で電車が止まるのは迷惑だから、防ぐことができるならやってもらいたい」「痴漢の冤罪防止につながる」などの回答が。また、「女性専用車両があるのに、男性専用車両がないのは不平等」といった声も。
実際に「女性専用車両」を利用している人(「積極的に利用している」「たまに利用している」の合計)は36%でした。

「痴漢冤罪保険」の認知については、48%が「知っている」と回答。入会意向に関しては、男性の0.4%が「すでに入会している」と答えています。また、男性46%、女性22%が「入会を検討したい」と回答しました。

通勤・通学電車での過ごし方は、「スマホ・タブレット操作」が8割強で最多

同調査では、通勤・通学電車での過ごし方についても聞いています。

通勤・通学電車内での過ごし方 トップ5

1位:スマホやタブレットを操作する(84.1%)
2位:車内広告を見る(46.4%)
3位:ぼーっとする(46.3%)
4位:外の景色を見る(40.2%)
5位:眠る(40.0%)

8割以上の人が「スマホやタブレットを操作する」と回答しました。具体的に何をしているかについては以下の通り。

通勤・通学電車において、スマホ・タブレットですること トップ5

1位:メールやメッセージのチェックや送信など(85.4%)
2位:ニュースをチェックする(64.7%)
3位:SNSを閲覧、投稿する(54.9%)
4位:調べものをする(53.1%)
5位:音楽を聴く(35.0%)

通勤・通学電車でスマホやタブレットを操作する人の多くは、ぼーっとする以外はスマホでメールやニュース、SNSをチェックするか、広告を眺める……という人が多いようです。

「男性専用車両」については、導入されても普及に時間を要するかもしれません。しかし、その選択肢が増えるだけでも、痴漢冤罪などの問題解決への一歩となるのではないでしょうか。

満員電車での痴漢トラブルは、男女共に避けたいものです。

【参考】※ 株式会社マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:1都3県に住み、電車で通勤・通学している15〜59歳の男女
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代×地域(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の人口動態割付/合計500サンプル
調査期間:2017年6月13日(火)〜14日(水)
※数値は四捨五入した整数で表記
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります