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武者良太の『気になるニッポン発モノイノベーション』



「そこに不満があるって気がつかなかった!」そんなクラウドファンディング系アイテムを発見しちゃう連載企画。お届けするのはガジェットキュレーターの武者良太氏です。

今回の気になるモノイノベーション





バタフライボード2

『バタフライボード2』ってどんなクラウドファンディング?

A4またはA5ノート型のホワイトボード。完全防水で衝撃に強い素材が用いられており、ホワイトボードマーカー/ペンシルで自由に描ける。ポイントはページの連結部分。ネオジウムマグネットが使われていて閉じても開いてもピタっと収まる。またページの入れ替えが楽に行えるので、思考をまとめたいときにも活用可能。





飲み会で使いたくなる

シンプルなラクガキボード



外でもブレストしたくなることってありませんか?いま進めているプロジェクトのこと、週末に行く音楽フェスのこと、いっしょにやってるブログのことなど、公園でカフェで居酒屋で、マイペースに話し合いたいということ、ありませんか?

そんなときに便利なのが『バタフライボード2』です。ええ、“2”です。オリジナルのバタフライボードは2015年にクラウドファンディングで資金を調達、Makuakeでは目標金額の855%となる約277万円を調達し、Indiegogoでは4万ドル以上を調達。海外展開にも成功しました。そしてユーザーからのフィードバックを生かしたと思われる『バタフライボード2』は2017年5月にプロジェクトをスタート。終了まで79日を残している原稿執筆時でも、目標金額の2252%となる約675万円を調達しています。注目度の高さ、すごいな!

ところでポータブル型のホワイトボードはほかにもあります。シート状で貼るタイプにノートタイプ。使いたい時にさっと書いて、すぐに消せるし直せる。小さいサイズであれば100円ショップでも売っていますね。それだけ世間に浸透している製品です。

対して『バタフライボード2』のお値段は3590円(A5サイズ+ホワイトボードペンシルセット)からとなっています。この価格となると、高級ポータブルホワイトボードといってもいいですよね。それでも1000人を超える支援者が集まりました。発売前から大人気すぎ。プロジェクト終了日にはいったいどれだけの資金を調達することになるのでしょうか……?

僕もサンプルを使ってみましたが、これはなるほどですよ。複数のボードを留めているマグネットが秀逸。リングでページを留めているタイプと違って、テーブルの上に置いても書きやすい。また180度開いた状態でもマグネットで2枚のボードがつながっているので、倍の面積でもサラリと書けちゃう。4枚のボードに分割した状態でも使えるし、普通のホワイトボードや冷蔵庫のドアなど、鉄製のパネルにマグネットで貼り付けられる。この自由度の高さは従来のポータブル型のホワイトボードにはなかったものです。透明のボードがついているのも嬉しいところですね。2枚のボードを重ねて使うこともできるのですから。

【持ち運びができるホワイトボード】



▲手ボードを留めているのがリングではないため、完全にフラット。ホワイトボード4枚、クリアボード2枚の計12ページ。厚手の板で、膝の上でも書ける。

ああでもないこうでもないとマインドマップを書いてもよし、みんなで一気に書き込んでもよし、4人に分けてゲームに使うこともできるでしょう。ホワイトボードをシェアするという感覚はなかなかに楽しいもの。特に活用できたのが飲み会です。スポーツバーでサッカーの試合を見ながらディフェンスの方法を書いて論じたり、寄せ書きしてスマホで写真を撮り合ったり、「とにかくパーティを続けよう」とスチャダラパーごっこをしたりとか。酔っ払っているからというのもありますが、これはオフラインの楽しさを加速させてくれるモノですね。合コンでも何かに使えるかな?

【下書きにラクガキに多彩な使い方が可能】



▲プレゼン資料の下書きによし、子供のラクガキ用に使ってもよし。使う場所を問わない設計だから、自由なポジションで書いていける。

似たようなプレイはタブレットでもできるでしょう。でもドリンクをこぼしたときのことを考えると、酒の席では出せませんね。『バタフライボード2』は防水なので安心安全。キッチンやカフェで使っても大丈夫です。

0.5mmと1.0mmの極細マーカー、ホワイトボードペンシルが付属しているのもポイントが高い。A5サイズでも細かく書き込めるから、サイズの小ささが気にならないんですよ。A4サイズもありますが、A5サイズのほうが持ち運びもしやすいし、オススメしたいですね!

【新設計のホワイトボードペンシル】



▲細字で書けるように、0.5mm(黒)と1.0mm(黒、青、赤)のホワイトボードペンシルがつくプランもある。書き心地も優れている。

文/武者良太

武者良太/1971年生まれのデジタル系ライター。音響機器にスマートフォン、ITビジネスにAI、最先端技術など、ハードウェア面に限らず、ガジェット市場を構成する周辺領域の取材・記事作成も担当する。元Kotaku Japan編集長。

※『デジモノステーション』2017年8月号より抜粋

関連サイト



『バタフライボード2』プロジェクトページ