ランパードとジェラード、結局どっちが凄い選手なの?編集部の見解は

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2000年代を代表するセントラルMF、フランク・ランパードとスティーヴン・ジェラード。

ともにイングランドで同時期に活躍したレジェンドであり、キャプテンシーと得点力を兼ね備える万能型MF、同世代、クラブの象徴、adidas愛用者と共通点も多かった。

イングランド代表でも、ともに中盤でコンビを組んだ両者。

日本にもファンは多いが、一体どちらかが凄い選手だったのだろうか?

もちろん二人の選手に優劣をつけるのは難しく、ある程度は好き嫌いの問題になってくるかもしれない。しかし、それでもあえて編集部のそれぞれにどちらかが格上かなのか考えてもらった。

あなたはランパード派?それともジェラード派?

編集部H:ジェラード

【コメント】

どちらが優れているかを論じられるほどの造詣は深くないが、あえて優劣を付けるならばジェラードであろうか。

二人が国外の3〜5大リーグでプレーすると仮定した場合、その高い得点力がプレミアリーグの攻撃的な性質に追い風を受けていたとの推論が成り立つランパードに対し、ジェラードはポジション柄、彼の特性をどの舞台でもさほど変わらず発揮できていたであろうからだ。

編集部O:ランパード

【コメント】

ジェラードとランパード。同時代にイングランド代表としてプレーし、同じポジションで、いずれもCLを制した名選手だ。彼らのどちらが上かということは全く考えたことがなかったので難しかったが、僅差でランパードを推す。

プレミアリーグ通算609試合出場はライアン・ギグス、ギャレス・バリーに次ぐ歴代3位。その中で記録した「10年連続二桁得点」はMFとしてまさに偉業だ。

歴代得点ランキングでもアラン・シアラー、ウェイン・ルーニー、アンディ・コールに次ぐ4位に入っており、彼の偉大なキャリアを物語っている。

編集部I:ジェラード

【コメント】

MFながらチェルシー史上最多得点記録を持つランパード。それは大きな怪我なく一貫して超ハイレベルのプレーを維持していたことの証だ。

獲得したビッグタイトルもジェラードを上回るが、それにはチーム力の差もあるはず。むしろここぞという時に頼りになったのは、ジェラードのほうかもしれない。

全盛期のBox to Boxなスタイルが個人的に好きだということもあるが、彼がいてくれたから…というシーンも多い。

編集部Q:ランパード

【コメント】

スティーヴン・ジェラードとの比較は、まるで偉大な山々を比較するほど困難だ。どちらもMFでありながら二桁得点を記録でき、イングランド代表でも同じようなキャリアを築いてきた。

ここは素直に獲得タイトルで考えた。

ジェラード、ランパード共にチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ(UEFAカップ)を制覇してきた。しかし、ジェラードはプレミアリーグ優勝を経験していない。対して、ランパードは3度の優勝を経験している。タイトルを重要視してランパードとした。

「ジェラードはその代わり個人としてUEFA年間最優秀選手を獲得しているじゃないか?」という意見もあるだろう。それを言ってくれるな…。

編集部S:ジェラード

【コメント】

この企画を提案した本人が言うのも何だが、ランパードとジェラードを比較するのは相当に難しい。それでも、個人的な意見を言わせてもらえるのであればジェラードと答えたい。

もちろん、ランパードの得点力は歴代でも最高クラスであるし、獲得したタイトルもジェラードを上回る。総合力で見れば、サッカー史上でも上位にランクインする選手であろう。

しかしジェラードには自身のチームをプレーで鼓舞できるというあまりに強烈なキャプテンシーが備わっていた。「統率力」と言うとピッチ上でのコミュニケーション的な役割が重要視されるが、ジェラードは劣勢の状況で出るミドルシュートやスライディングといったプレーそのもので仲間にメッセージを与えることができた。

こうした能力はまさに天性であり、あれだけ魂のこもったプレーで味方を鼓舞させた選手を他に見たことがない。プレー面はほとんど互角であるため、こうした“特殊能力”が備わっているジェラードに軍配を上げる。

編集部K:ランパード

【コメント】

自分のポリシーとして、どちらの格が上というのは言えない。単純にタイトルだけを考えれば当然ながらランパードになるだろう。

ただ、少なくともディウフよりはジェラードとランパードのほうが上である。それだけは間違いないな!

編集部の意見は…「ランパード派」が3人、「ジェラード派」が3人。票が真っ二つに分かれるという結果に。