2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のサムスン電子が世界の半導体市場で米インテルを抑え、世界一の売上高を記録する見込みとなった。資料写真。

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2017年7月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のサムスン電子が世界の半導体市場で米インテルを抑え、世界一の売上高を記録する見込みとなった。

日本の大手証券会社はこのほど、サムスン電子の今年4〜6月期の半導体売上高が151億ドル(約1兆7000億円)を記録し、インテルの売上高(144億ドル=約1兆6200億円)を抜いたものと推定した。また英紙フィナンシャルタイムズも「今年4〜6月期にサムスン電子がインテルを抜き、初めて世界最大のチップメーカーになったとみられる」と伝えている。

米市場調査会社ICインサイツも今年5月、サムスン電子が半導体売上でインテルを上回り初めて世界首位になることを予測、「サムスン電子が1位になれば、サムスン電子だけでなく、すべての半導体企業にとって記念碑的な事件になるだろう」と指摘していた。インテルは四半世紀近くにわたって「世界最大の半導体チップメーカー」とのタイトルを独占し、業界の「皇帝」として君臨してきた存在だからだ。

一方で昨今の半導体業界は中国企業の台頭が進み競争が激化している。そのため業界関係者は「メモリー半導体の価格も市場の需給状況に応じていくらでも変わるので、サムスン電子が1位の座をどれくらい維持するのか見守らねばならない」と述べている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「大韓民国のサムスンおめでとう」「サムスンは結果的に国全体を養う素晴らしい仕事をしている」「サムスンだけが韓国の命綱だ」など、快挙を達成したサムスンに称賛の声が多く寄せられた。

また、「10年前は、売上高の面で、サムスンの手頃な価格の半導体が強力なインテルに決して追い付くことはできないと言われていた。それが今、逆転した」と、10年で大きく成長したサムスンの半導体事業に思いを寄せる意見もみられた。

その他、「サムスンには実質的な労組がないからここまで来られた」とするものや、サムスングループの事実上のトップで、贈賄などの罪に問われている李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長について「釈放すべきだ」とのコメントもあった。(翻訳・編集/三田)