3日、中国からネパールへ自転車が寄贈されたことについて、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はマウンテンバイク。

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2017年7月3日、中国新聞網によると、中国からネパール自転車が寄贈された。「仏の国の自転車―ネパールの山間部住民への外出援助計画」プロジェクトによるもので、今月1日に首都のカトマンズで自転車の贈呈式が行われた。3万台以上のマウンテンバイクが中国からネパールへ寄贈される。

このプロジェクトは、北京慈愛公益基金会が主催したもので、ネパールの山間部住民や辺境地区の住民の外出困難問題を改善する趣旨だ。同基金によると、ネパールへ寄贈される3万台余りの自転車のうち、最初に300台が贈られ、次に1000台余り、その後2年以内に計3万台余りを寄贈する計画だという。

記事は、中国ではシェア自転車が普及し都市部の交通の不便さが解消されてきているが、ネパールは発展が遅れているほか、自然環境の厳しさもあって、都市部も農村部も交通問題の改善が必要な状況だと伝えた。

ネパール共産党統一マルクス・レーニン主義派のオリ主席は、中国はこれまでもずっとネパールの良き隣人であり、中国の慈善団体による自転車は、中国とネパール間の慈善分野での協力・発展の象徴で、将来的にその他の分野でも深く協力して行くことのきっかけとなるものだと語った。

これに対し、中国のネットユーザーからは「貴州の山間部から祝電を送ります」「中国の貧困地区から祝電を送ります」「中国の山間部の子どもたちが祝電を送っています。祖国のために山から出ないことを誓っているそうです」など、皮肉を込めたコメントが多く寄せられた。

これは、中国の山間部は非常に貧しく政府の援助が行き届いていない現状であるためで、「自分の家のこともきちんとできていないのに」「祖国はますます繁栄しているんだな。山間部の学校へも行けない子どもたちは祖国のことが誇らしいと言っているよ」など、暗に政府の対応を批判する意見が大半を占めた。(翻訳・編集/山中)