竹中平蔵郵政民営化担当相(資料写真:吉川忠行)

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小泉純一郎首相とともに、郵政民営化担当相として民営化を推し進めてきた竹中平蔵氏は、8日の参院本会議での同関連6法案の否決について「日本の将来、経済にとって大きな損失だ」と無念の胸の内を語った。

 竹中担当相は「小さな政府か、大きな政府か、日本の分かれ道の法案だった」と、同法案否決の影響の重さについて語った。

 参院本会議での投票の最中、祈るように机の前で手を組んで見守っていた竹中氏は、否決の瞬間、小さくうなずきながら唇をかみ締め、それから深くおじぎをして議場を後にした。【了】

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