マンチェスター・ユナイテッドが3日、2017-18シーズンのホーム用ユニフォームを発表した。

アディダス社が手がけた「赤い悪魔」の新ユニフォームは、襟から肩口にかけてアディダスの3本線が入り、胸元はボタンタイプ。英紙『デイリー・メール』によると、「過去のクラシックタイプへのオマージュ」として、このようなデザインになったとのことだ。


昨年夏の「市場最高額移籍」で加入したポール・ポグバや、イングランド代表FWジェシー・リンガードのほか、ベンフィカからボーナス込みで最大4500万ユーロ(約57億8000万円)という大金で獲得したこの夏最初の補強、ヴィクトル・リンデロフらが「顔」となっている。


一方で、GKダビド・デ・ヘアやMFヘンリク・ムヒタリャンらと一緒に登場したのが、キャプテンのFWウェイン・ルーニーだ。新シーズンに向けた「顔」の一人に背番号10が選ばれたことで、去就が注目されるルーニーが残留するのかと騒がれている。




ジョゼ・モウリーニョ監督が就任し、ズラタン・イブラヒモビッチが加入した2016-17シーズン、ルーニーはプレミアリーグで先発出場15試合の5ゴール。公式戦通算でも8ゴールと一桁得点に終わっている。

重傷を負ったイブラヒモビッチとの契約を更新しなかったユナイテッドだが、レアル・マドリーFWアルバロ・モラタらの獲得を目指しているところ。モウリーニョ監督の序列において、ルーニーは引き続きベンチ要員になるとみられている。

以前からプレミアリーグではユナイテッド以外に古巣エヴァートンのユニフォームしか着ないと話しているルーニー。2月には中国移籍も取りざたされ、この夏も去就が注目されることは間違いない31歳の同選手は、新シーズンもこの日発表されたユニフォームで戦うのだろうか。