2日、このほど開催された米韓首脳会談に同行した韓国取材陣の取材手法を米国側記者が「無礼だ」と批判したが、韓国側記者からはこれに反論が出ている。写真はホワイトハウス。

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2017年7月2日、このほど開催された米韓首脳会談に同行した韓国取材陣の取材手法を米国側記者が「無礼だ」と批判したが、韓国側記者からはこれに反論が出ている。韓国・SBSニュースが伝えた。

SBSによると、6月30日(現地時間)米ホワイトハウスで開かれた米韓首脳会談の冒頭発言の取材に記者が詰めかけ、トランプ大統領が座るソファー横のテーブルにあった電気スタンドが大きく揺れ倒れそうになった。これについて一部の米国記者が、韓国メディアの過熱取材が原因だとして「無礼だ」と批判した。

これに対し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪米に同行し米韓首脳会談を取材してきたSBSの記者は、取材記事「韓国取材陣のせいでホワイトハウスがめちゃくちゃになったと?」で、「米国の一部記者がSNSで『異例に多数の韓国記者が来て、よりいい場所を確保しようとして競う中で起こったこと』『大規模な韓国メディア陣がいた』と言及しているが、これは一方的な主張だ」と指摘した。

同記事によると、「現場にいた韓国取材陣の証言」は「米国メディア側の主張とは正反対だった」という。「韓国の取材陣が(テーブルの近くにあった)ソファーの前に陣取り放送用カメラで撮影をしていたが、背後にいた米国記者が前に出るために韓国の取材陣を激しく押した。両手でカメラを持っていた韓国取材陣はソファーを押さざるを得なかった」というのがその証言だ。

また当時、韓国取材陣は放送カメラ3台、取材人員は映像記者とスタッフを含む5人、スチール写真記者4人、機材を持たない取材記者2人の計11人で、決して「大規模な派遣ではなかった」という。

その上で記事は、「何よりも、韓国の記者同士で良い場所を取るために争ったというのは事実ではない。その必要がなかった。当時、ホワイトハウスの取材に数十の韓国メディアがすべて入るのは不可能だった」「米国取材陣はこれよりはるかに多くの20〜30人規模だった」と説明、「今回の議論の根底に『なぜ韓国の取材陣がホワイトハウスに来て、米国取材陣と同等に取材をしようとするのか?』という米国メディアの一方的な認識があるのではないかという疑問が残る」と主張した。

この反論記事には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、韓国取材陣を擁護する声は意外にも見当たらない。

「いつもいいかげんな記事ばかり書いているくせに、自分たちが批判されたらすぐに反論記事を出す」「自分たちの釈明には丁寧な記事を書くんだな」「その時の動画が撮られているのに、何を言っているんだ?」と記事を批判する声のほか、「逆切れか?」「韓国の恥」「普段からちゃんとした記事を書いていたら、信用してもらえただろうけどね」と冷ややかなコメントが並んだ。(翻訳・編集/三田)