あのパブリック・エネミーが、約2年ぶりとなるニュー・アルバム『Nothing Is Quick In The Desert』をリリースした。

チャック・Dとフレイヴァー・フレイヴ、DJロードらによって結成されたパブリック・エネミーは、ハードにポリティカルな姿勢で知られる東の大御所。硬派なのだがキャラ立ちも抜群で、1987年に<デフ・ジャム>からデビューアルバムをリリースするや、そのシリアスなリリックとサウンドで世界中に衝撃を与えた。

事前告知もなくいきなりリリースされた本作は、全編フリーダウンロードのオリジナルアルバム。チャック・Dいわく「30周年だから」とのことだが、今後の本格的な再始動への狼煙と受け止めたくなるアツすぎる展開だ。

音のほうは、チャック・Dがサイプレス・ヒルのB-リアルやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのメンバーと結成したプロフェッツ・オブ・レイジの影響もあったのか、かなりロック寄りの印象を受ける。レジェンドの貴重な新作はダウンロード必至だ。