1995年の夏、ダイアナ元妃とケネディ元大統領の長男、ジョン・F・ケネディ・ジュニアがニューヨークのカーライルホテルで“男女の関係”になったという噂をご存じ? この不倫疑惑は2005年に複数のタブロイド紙が報じたもので、今まで真実は明らかにされていなかった。当時を知るジョンの元役員秘書、ローズマリー・テレンツィオが22年の歳月が経った今、この不倫疑惑報道を完全否定。『ピープル』誌のインタビューに対して、ジョンとダイアナ元妃の密会は認めたものの、噂されているよりも遥かに純粋で健全であったことを証言した。

ジョンは自身が発行人を務める政治&ライフスタイル誌『George』の表紙にダイアナ元妃を起用したいと思い、オファーも兼ねてミーティングをセッティングしたのだそう。ただ世界が注目する大物2人ということもあり、調整には大変苦労したという。当時を振り返り、ローズマリーは「彼は情報のリークを恐れていた。当日パパラッチに見つかることもね。なかには変装を勧めるスタッフもいたけれど、『そんなの馬鹿げている。JFKジュニアに変装はさせません!』と伝えたのも覚えているわ」と語った。

その意見に賛同したジョンは、ローズマリーと作戦を立てることに。彼女はカーライルホテルの正面玄関にパパラッチがいなかったのを思い出し、ジョンに「ホテルの裏口は絶対に避けてください。情報がリークしたのだとしたら、パパラッチたちはそこで待ち伏せします。ホテルは正面玄関から入ってください」と提案したのだそう。彼女の予感は見事に的中し、裏口で待ち構えるパパラッチをよそに、ジョンとダイアナ元妃は誰にも気づかれることなく、正面玄関からホテルの入館に成功。

1992年 インドでマザー・テレサを訪れたダイアナ元妃

ところが数日後、ダイアナ元妃から「ありがとうございます。オファーは嬉しいのですが、今はお受けすることができません」と手紙が届き、表紙を飾ることはなかったという。『George』誌の元クリエイティブディレクター、マット・ベルマンは「『ダイアナ元妃は素晴らしい美脚の持ち主』とジョンから聞いたことがある」と当時のエピソードを紹介。ローズマリーも、ジョンがダイアナ元妃を大絶賛したことを明かした。「私もジョンが『背が高い!』と言ったのを覚えているわ。それに彼女はとてもシャイで控えめな性格であったことにも驚いていた。2人ともマザー・テレサに会ったことがあるので、その話で盛り上がっていたわ」。この噂は本当か嘘か、あなたはどちらを信じる?

Photo: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From: Town&Country