号泣しながら会見に臨むメン・ヨンリ会長(写真:『香港01』より)

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 中国で、クラブの会長が号泣会見を行う異例の事件が起きた。中国メディア『新華社通信』などが報じている。

 1日、中国2部リーグの保定容大は武漢卓爾と対戦。保定容大は2-1でリードしていたが、試合終了間際にPKを献上して2-2で引き分けている。

 試合後、保定容大のメン・ヨンリ会長が記者会見に出席。そこで大粒の涙を流しながら判定に対する不満をぶつけるとともに、中国サッカー界に苦言を呈した。

「中国がこのようにサッカーを扱うのであれば、もう続けることができない。どのようにプレーを続けろというのだ? 誰が我々の選手を守ってくれるのだ? 彼らは私を軽蔑し、チームも軽蔑しているだろう」

 さらに怒りが収まらないメン・ヨンリ会長は「もう辞めだ。もう続けられない。これ以上プレーしても無意味だ」と、号泣の末に中国2部リーグから撤退することを突然表明した。

 しかし保定容大は3日、公式声明で一連の事態を謝罪し、リーグから撤退はしないことを発表。中国サッカー協会からのいかなる罰則も受け入れる姿勢を示している。

 また、クラブはメン・ヨンリ会長が「個人的な理由」のために辞任し、その他の理事会メンバーの全員が離任したことを公式に発表した。

text by 編集部