母と喜びを共にするダニエル・カン(右)(撮影:GettyImages)

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<KPMG女子PGA選手権 最終日◇2日◇オリンピアフィールドCC(6,588ヤード・パー71)>
米国女子メジャー第2戦「KPMG女子PGA選手権」の最終日。息詰まる接戦の末にビッグタイトルを勝ち取ったのは、昨年覇者のブルック・ヘンダーソン(カナダ)でもなく、世界ランク1位のユ・ソヨン(韓国)でもなかった。プロ6年目の24歳、ツアー未勝利の伏兵ダニエル・カン(米国)が初のトロフィーをメジャーの大舞台で飾って見せた。
熱闘のメジャー第2戦をフォトギャラリーでプレーバック
10アンダー首位タイで出たカンは前半でスコアを伸ばせずも、後半11番から圧巻の4連続バーディを奪取。勝負ありとも思われたが、上がり2ホールで連続バーディを奪ったブルックに並ばれ、勝負の行方は最終ホールにもつれ込んだ。
セカンドショットを約7mにつけ、ファーストパットを50cmにまで寄せた。「あの50cmは人生で一番難しい50cmだった」。勝負の1打をそう振り返ったカン。そのウイニングパットをしっかりと沈め、応援に駆け付けていた母と喜びを分かち合った。
「まだ勝ったことに実感はないけれど、このトロフィーはすごく重いし、この勝利は本当に大きい」。ルーキーイヤーの2012年から、トップ5に入らなかったシーズンは1度もない。あと一歩のところで勝利を逃してきただけに、メジャーでのツアー初優勝は格別だ。
将来を嘱望されてきた。2010年から「全米女子アマチュア選手権」で2連覇を達成。プロの門を叩いた後は中々結果が出ずに苦しんだ。
「私にとってこの4、5年は本当にきつい道だった。タフなものだと思う。でもそれが人生。初勝利をメジャーで飾れた。こんなに素晴らしいことはない」
ドラマチックなエンディングにふさわしい笑顔を見せたカン。しかし、初の栄冠に酔いしれる暇もなく、再来週には「全米女子オープン」が待つ。新たに誕生したメジャーチャンプがどんなプレーを見せるのか、更なる飛躍に期待が高まるばかりだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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