将棋界前人未到の30連勝をかけた史上最年少棋士、藤井聡太四段はきのう2日(2017年7月)の対局で佐々木勇気五段に敗れた。「ひふみん」の愛称で人気の加藤一二三九段がスタジオで生解説し、藤井四段の今後への期待も語った。

この対局前、加藤九段は藤井四段が勝つ確率を54%で「先手なら有利」と予想した。駒を振って決まったのは佐々木先手、藤井後手。加藤九段は「先手の方が得意な作戦を出せる。佐々木五段はこれでいけると思ったのでは」と語る。

対局は大熱戦で、藤井四段がピンチの場面で誰にも予想できないような歩を指し、佐々木五段が1時間の長考の後、王将を動かすという思わぬ展開もあったそうだ。

「佐々木五段をほめるべき」と加藤九段

加藤九段は「藤井四段はいつものいい調子でした。佐々木五段の戦いぶりをほめたたえるべきです」と総括した。加藤九段は佐々木五段と一回戦ったことがあるという。「まかされましたが、僕がトマトを食べたらくださいというのであげた。先輩になかなか言えませんよ。トマト効果もあったのかな」と、スタジオ中を笑わせた。

司会の加藤浩次「ずいぶんたってから効果が出ましたね」

藤井四段の今後については「たいへん成長すると思う。ひたすら精根と情熱を込めていけば大成する。くださいと言われればトマトを差し上げます」と話していた。