Jリーグの移籍が次々に明らかになってきました。国内での移動も目を引くものがありますが、海外との出入りも今年は注目すべきものがあります。

もちろん、この夏の一番の目玉となるのはルーカス・ポドルスキであることは間違いありません。13年間もドイツ代表として活躍し、2014年ワールドカップ優勝メンバーでもあるポドルスキには大いに期待したいと思います。

多くの日本人選手がドイツでプレーしているにもかかわらず、最近はドイツからやってくる選手が少ないという状況でした。ここでまたドイツの強さの秘密を教えてもらえるかもしれません。純粋に楽しみにしています。

僕はハーフナー・マイクの帰国にも注目しています。ハーフナーはこれまで日本代表ではなかなか生かしてもらっていませんでした。ですが、オランダで活躍して帰ってきたのですから、きっといろいろな変化があったのだろうと思います。その変わった部分が日本でも発揮できれば、また日本の大きな戦力になると思うのです。

一方、日本からも選手が旅立ちました。堂安律はU-20ワールドカップでの活躍が認められたのだと思います。最初の移籍先がオランダ・フローニンゲンだというのもいいかもしれません。ここからのステップアップが見込めるからです。ですが、フローニンゲンで活躍できなければ次はないでしょう。堂安は正念場です。

また、鎌田大地はU-20ワールドカップに出場していないにもかかわらず、ドイツ・フランクフルトへの移籍が決まりました。まだ20歳ですが、僕はこの年代で移籍したのが素晴らしいと思います。

20歳は、世界的に見ると若手ではありません。代表チームのレギュラーとして活躍する選手が多数存在する年齢なのです。これまでの日本の移籍は、オリンピックを経験し、そこから海外に旅立つというのが一つの流れでした。ですが、23歳で海外に行くのは世界的なスタンダードから考えると遅いのです。この鎌田のような移籍が今後増えてくることが、日本のためになると思います。

鎌田は同じチームに長谷部誠もいるから、安心してファーストステップを踏むことができます。これも日本人選手が多数ヨーロッパで活躍している恩恵です。いい時代になってきましたね。

楽しみな移籍が次々と決まり、ますますサッカーシーンは面白くなってきました。僕はどの移籍も成功し、ぜひすばらしい結果を出してほしいと願います。