試合を決めた2点目のリスタートでフリーの宮崎を見つけた慧眼に表われる、ゴールの伏線の張り方が抜群。
 
13 宮崎智彦 5.5
守備に追われる時間帯が長く、森下の支援を得られる途中までは矢野の高さへの対応に苦しんだ。
 
15 アダイウトン 6.5(80分OUT)
圧倒的なフィジカルで、左サイドに存在するだけで新潟の脅威となった。ボールを収め、確実につないだ。
 
40 川辺 駿 6
ロングボールの応酬で中盤が省略されがちだったが、積極的にボールに絡むためハードワークした。
FW
20 川又堅碁 5.5
6分のCKからのヘディングシュートはあったが、厳しいマークに決定機に絡めなかった。
 
交代出場
MF
14 松本昌也 6(75分IN)
ボランチ、シャドーとポジションを変えつつ、仕掛ける姿勢を失わずに守備的な戦いを機能させた。
 
MF
7 上田康太 ―(80分IN)
終盤にボランチに入ると、ゴール前の守備固めにひと役買い、チームにいっそうの安定感をもたらした。
 
MF
22 松井大輔 ―(86分IN)
短い出場時間ながら、警告も辞さない激しさを見せて要所を引き締めた。
 
監督
名波 浩
ロングボールを使って流れを手繰り寄せ、勝ち切るうまさとインテンシティを演出。11年ぶりの4連勝に導く。
 
取材・文:大中祐二(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。