P・ジュニオールの個人技から逆転弾で鹿島が4連勝! 柏はリーグ戦11試合ぶりの敗戦《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第17節、柏レイソルvs鹿島アントラーズが2日に行われ、3-2で鹿島が勝利を収めた。

▽現在首位を走る柏は、リーグ戦では引き分けを挟んで9連勝と絶好調。前節2-1で勝ち切ったコンサドーレ札幌戦と同じメンバーで試合に臨んだ。対する鹿島は現在3連勝中と、こちらも好調。2-0で完勝した前節のアルビレックス新潟戦から、植田、小笠原、土居を代えて、レオ・シルバ、永木、金崎を先発に起用した。

▽試合の立ち上がりは柏が攻勢。4分にクリスティアーノがFKで直接狙うが壁に阻まれる。直後のCKでは、ボックス内で鹿島DFのハンドに見えたが、笛は鳴らず。その後は一進一退の攻防。鹿島はレアンドロやペドロ・ジュニオールを中心に攻撃を組み立てる。

▽お互いにパスを繋ぎながら相手の隙を突いていく戦いを見せると24分、先制したのは柏だった。右サイドの伊藤のクロスから、ゴール前の武富がシュートを試みるが、上手く合わせられず左サイドへ流れる。しかしそのボールを輪湖が折り返し、ボックス中央で受けたクリスティアーノが落としたところに大谷。ダイレクトで冷静に放ったシュートはDFの股を抜いてネットを揺らした。

▽得点後も攻勢をしかける柏は、35分にもクリスティアーノがボックス右からシュートを放ち、追加点の予感を漂わせる。しかし、失点を喫した鹿島もその後は少しずつ盛り返す。すると39分、ペドロ・ジュニオールのスルーパスに抜け出したレアンドロがGKもかわしてゴールに流し込む。しかし、ゴール前に戻った輪湖が決死のブロック。鹿島の同点ゴールとはならなかった。

▽柏が1点リードで迎えた後半、右サイドからボックスに侵入したクリスティアーノがシュートを放つ。GKクォン・スンテがこれをキャッチしきれず、詰めた中川寛が押し込もうとするも、ゴールライン上で永木がクリア。この際、中川寛と接触したGKクォン・スンテが手を負傷し、曽ヶ端が代わりにゴールマウスを守ることになった。

▽この直後から流れがガラリと変わる。53分、金崎がドリブルで左サイドを攻めると、ボックス左から右足を豪快に振り抜く。強烈なシュートは反応が遅れたGK中村の頭上をすり抜けゴールに突き刺さった。

▽鹿島の反撃はこれで終わらなかった。56分、敵陣中央左サイドで得たFKの場面。キッカーの永木がゴール前のファーサイドへクロスを供給すると、GK中村が目測を誤り、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

▽逆転を許した柏は、前線からのプレスを強めて同点ゴールを狙いに行く。すると62分、小池が伊藤からのパスでボックス右に攻め込むと、中央のクリスティアーノにラストパス。クリスティアーノはトラップを浮かしてしまったものの、冷静にDFの股を抜きスコアを振り出しに戻した。

▽互いに2点ずつ取り合い激しさを増す試合。そんな中、ペドロ・ジュニオールの個人技が爆発する。72分、左サイドの深い位置からドリブルを開始すると、寄せてきたDFを股抜きでかわす。その勢いのままボックスに侵入すると、柏DF陣のマークを剥がしながらシュートを放つ。DFに当たりコースが変わったシュートは、GK中村の手を掠めて、ポストに跳ね返りながらネットを揺らした。

▽逆転を許してしまった柏は、前線の選手を入れ替えながら同点を目指す。しかし、最後まで集中した守備を見せた鹿島は得点を許さずに試合はこのまま終了。壮絶な打ち合いを制した鹿島が逆転勝利を収め、4連勝を飾った。一方の柏はリーグ戦11試合ぶりの敗戦となった。