お互いに決定機を決めきれず…甲府と鳥栖が痛み分け《J1》

写真拡大

▽2日に明治安田生命J1リーグ第17節のヴァンフォーレ甲府vsサガン鳥栖が山梨中銀スタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。

▽今節で前半戦が終了するJ1リーグ。3勝6分け7敗の勝ち点15で14位の甲府は、リーグ戦8試合ぶりの白星を目指す。対する鳥栖は6勝5分け5敗の勝ち点23で10位。前節は浦和レッズに勝利して3試合ぶりの白星を飾り今季初の連勝を狙う。

▽甲府は[3-5-2]のフォーメーションを採用し、前線はウィルソンとドゥドゥが務める。一方の鳥栖は鎌田がフランクフルトに移籍したことでフォーメーションを変更。[4-3-2-1]で、趙東建を最前線にシャドーの位置は小野と田川が務めた。

▽試合は立ち上がりから鳥栖が主導権を握る。中盤の高橋、福田、原川が上手くパスを繋ぎながら、前線に展開していく。対する甲府は自陣でブロックを作りながら鳥栖の攻撃を跳ね返し、ボールを奪えばドゥドゥやウィルソンに展開して押し上げていく。しかしお互いに集中した守りを見せてチャンスがなかなか作り出せない。

▽迎えた14分、自陣の低い値でボールを受けた兵働が前線にロングボールを送る。ウィルソンがマーカー二人に挟まれながらもボールを収め、ボックス内へ侵入したところで倒される。しかし主審の笛は吹かれず、甲府はPKを得られなかった。対する鳥栖も18分に右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、ニアサイドで田川が合わせる。しかしボールは枠を捉えきれずに、先制のチャンスを逸した。

▽迎えた24分には甲府が決定機を迎える。再び兵働のロングボールにウィルソンが抜け出す。ボックス右からマイナスの折り返しを入れるが、ここは戻った吉田がクリアする。しかしそのボールは新井の前にこぼれると、新井がすかさずシュートを狙うが、精度を欠いてしまいゴールマウスを大きく外してしまった。

▽甲府は30分に相手陣内ゴール正面の位置でFKを獲得。兵働が左足で直接狙うが、GK権田がパンチングではじき出す。一方の鳥栖は攻撃の形が作り出せず、37分頃には小野を右サイドに回した[4-4-2]にシステムを変更する。しかし鳥栖は大きなチャンスを作れないまま前半を終えた。

▽お互いに交代なしで迎えた後半も先にチャンスを作ったのは甲府。48分に相手陣内でのFKでクイックリスタートを選択すると、ボックス左でボールを受けたドゥドゥのクロスに畑尾が頭で合わせる。しかしGK権田の正面を付いてしまい、ゴールとはならなかった。

▽鳥栖も52分、左サイドに持ち出した福田が左足でインスイングのボールを配給。これに小野が頭であわせるがGK岡が好セーブでボールを弾くとクロスバーを直撃。こぼれたところに田川が詰めるが、ボールはクロスバーを越えて決めきれず。しかし鳥栖はこのプレーを境に、チャンスを作り出していく。57分には右サイドで縦に仕掛けた小野がクロスを入れるとフリーの趙東建へ。しかしこのボールに触れず、またも鳥栖は決定機を逸した。

▽迎えた58分、鳥栖は趙東建に変えて豊田を投入すると、より相手陣内に攻め込む機会が増えていく。押され気味の甲府だったが、65分にはエデル・リマが2度のワンツーでボックス左に侵入。そこからシュートを狙うが、利き足ではない右足でのシュートは枠を外した。

▽甲府は85分、途中出場の河本が抜け出してボックス内からシュートを放つ。しかし鳥栖も小林がしっかりとスライディングでコースを消して、ボールを飛ばさせない。結局試合はゴールレスのまま終了のホイッスルを迎え、勝ち点1を分け合う結果に終わった。