ヤンキース戦で初登板を果たしたアストロズ・青木宣親【写真:Getty Images】

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ヤンキース戦でまさかの初登板、1回3失点の“好投”を台湾メディアも報じる

 アストロズ青木宣親外野手が6月30日(日本時間7月1日)の本拠地ヤンキース戦でまさかの初登板を果たした。9回に登板し、1イニングを1安打2四球3失点。防御率は27.00となったが、アメリカメディアのみならず、台湾メディアもそのピッチングに注目している。

「MLB投手初体験の日本人がメジャーのホームランキングを抑え込む」と特集したのは台湾の大手紙「自由時報」電子版。ヤンキースの田中将大投手の反応に加え、今季メジャー最多の27本塁打でMVP候補筆頭に推される若きスーパースター、アーロン・ジャッジを中飛に仕留めた奇跡の“好投”ぶりを伝えた。

 4-10と6点ビハインドで迎えた9回、それまで5投手をつぎ込んでいたアストロズのA.J.ヒンチ監督はブルペンの負担を軽減するために、苦肉の策に出た。この日ベンチスタートとなった青木をマウンドに送り込んだ。

アストロズはヤンキース戦の9回に青木をマウンドに送り込んだ。そして、同胞の田中は笑いを堪えることができなかった」

 記事ではこう伝え、よもやのピッチャーデビューを目撃した田中がビジターのダグアウトで身を乗り出しながら、笑顔を浮かべている写真も紹介している。(Full-Count編集部)