外交部、在台ナイジェリア公館の台北撤退を要求=台湾代表処の封鎖受け

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(台北 2日 中央社)外交部(外務省)は1日、西アフリカのナイジェリア政府が6月30日、武装警察25人を首都アブジャにある台湾の代表処(大使館に相当)に派遣し、職員を強制的に追い出すなどして封鎖したと発表した。外交部は厳重に抗議するとともに、台北にあるナイジェリアの在外公館、ナイジェリア駐華商務弁事処の移転を要求するとしている。

外交部によると、ナイジェリア当局は今年1月にも代表処の首都退去や名称変更などを要求していた。3月31日には、駐ナイジェリア代表(大使に相当)の出国を要求。代表は安全の確保のため、帰台した。代表処では4人の職員がラゴスへの移転準備を進めていたという。

外交部はナイジェリアによる台湾代表処の封鎖を受け、ただちに武装解除し、理性的な対話を行うよう呼び掛けていたが、その後、態度を硬化させ、代表処の移転完了次第、相応な処置を取るとしてナイジェリア駐華商務弁事処の台北撤退を要求するとした。

背後には「一つの中国」原則を受け入れていない蔡英文政権に対する中国大陸の圧力があるとみられる。先月中旬、中国大陸はナイジェリアも含めた複数国に対し、国内にある中華民国の在外公館の名称を変更するよう要請、一部在外公館で「中華民国」から「台北」に改称された。

(顧セン、陳俊華/編集:楊千慧)