米ビジネスメディアのQuartzはこのほど、中国はアフリカの学生の留学先として、米国と英国を追い抜きフランスに次いで2番目に人気だと伝えている。資料写真。

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2017年7月1日、米華字メディアの多維新聞によると、米ビジネスメディアのQuartzはこのほど、中国はアフリカの学生の留学先として、米国と英国を追い抜きフランスに次いで2番目に人気だと伝えている。

ユネスコ統計研究所(UIS)によると、米国と英国は年間約4万人のアフリカ人学生を受け入れている。中国は14年にこの数字を上回り、9万5000人の学生を受け入れているフランスに次いで、アフリカ人学生に2番目に人気のある留学先になっている。中国のアフリカ人学生の数は、03年の2000人弱から15年には約5万人へと25倍増加している。

アフリカからの学生のこの劇的な増加の背景には、アフリカの人的資源と教育開発に焦点を絞った中国政府の目標がある。3年に一度開催される中国とアフリカの閣僚級会合「中国・アフリカ協力フォーラム」は、2000年から中国国内外のアフリカ教育に対する財政的・政治的支援を約束している。

中国は06年から、中国に留学するアフリカの学生を支援する奨学金を設けている。15年のフォーラムで中国は、18年までアフリカの学生3万人に奨学金を提供することを約束した。

中国にとって、アフリカ人に教育を提供することは、次世代のアフリカの学者とエリートを育成するという中国のソフトパワーの延長だ。こうした学生が中国で経験したことは将来的に中国と協力するという意欲へと変わり、中国の将来の内外政策に積極的な役割を果たすことになる。アフリカの学生にとっては、奨学金がなくても手ごろな価格で教育を追求できること、ビジネスコネクションを発展させる機会が得られること、急成長を続ける大国の言葉を学ぶ機会が得られることなど、中国留学のメリットはさまざまだ。(翻訳・編集/柳川)