1日、参考消息網は記事「蔡英文総統が日本語で日本に対する感謝メッセージ、台湾市民から批判」を掲載した。蔡英文総統の書き込みが波紋を広げている。写真は台湾総統府。

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2017年7月1日、参考消息網は記事「蔡英文総統が日本語で日本に対する感謝メッセージ、台湾市民から批判」を掲載した。

台湾の蔡英文総統は先月27日、ツイッターに日本語で「台湾のTPPへの参加に対して、日本の菅官房長官から前向きなご発言を頂き、誠に心強く感じています。また、日本のご支持を感謝致します」と投稿した。

ロシアメディアのスプートニクによると、台湾市民の間では怒りが広がっているという。第一に経済政策について、米国の不参加により先行き不透明な環太平洋連携協定(TPP)よりも、中国本土との経済交流の方がはるかに大きな成果が出るにもかかわらず、蔡英文政権は優先順位を間違えているという批判だ。

そして第二に、日本語を使ったことについて、かつての侵略国である日本の言葉を使って感謝するとは、中国人としてのアイデンティティーを捨てたものではないかとの不満が広がっているという。(翻訳・編集/増田聡太郎)