テニス、全仏オープン、女子シングルス3回戦に臨むヴィーナス・ウィリアムス(2017年6月2日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】6月に自動車死亡事故を起こした女子テニスのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が1日、事故後初めてとなる公式のコメントを発表し、「打ちのめされているし、非常に悲しい」と話した。

 ヴィーナスは自身のフェイスブック(Facebook)ページに、「事故に打ちのめされていますし、非常に悲しいです。(死亡した)ジェローム・バーソン(Jerome Barson)さんのご家族とご友人に心からお悔やみ申し上げるとともに、今後も思いと祈りをささげます」と書き込んだ。

 ヴィーナスは6月9日、フロリダ(Florida)州のパームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)で車を運転中、交差点でバーソンさんの妻のリンダ(Linda Barson)さんが運転する車と衝突。この事故で頭部などを負傷したバーソンさんは、2週間後の22日に死亡した。

 警察は事故について、相手の車の進路を妨害したヴィーナスの「過失」とみられると話しているが、捜査がまだ続いていることもあり訴追はしていない。しかし、被害者の家族は弁護士を通じ、過失致死の罪でヴィーナスを訴える意向を明かしている。

 ヴィーナスの弁護士は、衝突時のヴィーナスの車の速度が時速10キロにも満たなかったと警察側が推定していることを明らかにしている。弁護士はまた、ヴィーナスは青信号で交差点に進入し、途中で赤に変わったものの、前が詰まっていて交差点を抜けられなかったと述べた。

 弁護士は「これは不幸な事故であり、ヴィーナスは最愛の人を失った家族に対して深い哀悼の意を表している」と話している。

 現在37歳のヴィーナスは、四大大会(グランドスラム)を過去に7回制し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)では2000年から2008年までの間に5回の優勝を飾った。

 間もなく開幕する自身20回目のウィンブルドンで、ヴィーナスは第10シードに選ばれており、3日の1回戦ではベルギーのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens)と対戦する予定となっている。
【翻訳編集】AFPBB News