チェルシーのスペイン代表FWがジレンマ!? 古巣復帰が近づく裏でリスクも…

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コスタはシメオネ監督のもとへ帰還望むが…2018年1月までプレーできない状況

 チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタは、ディエゴ・シメオネ監督を慕い、古巣アトレチコ・マドリードへの復帰に近づいているとされる。

 しかし、移籍が実現した際には来年1月までプレーできないジレンマを抱えることになるとスペイン紙「AS」が伝えた。

 アトレチコ・マドリードはリーガ・エスパニョーラでレアル・マドリード、バルセロナに次ぐ第3勢力としての地位を確立。“2強体制”打開へ執念を燃やすシメオネ監督は、新シーズンに向けて陣容の充実を目論んでいる。現在、前線にはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、FWケヴィン・ガメイロ、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスといった面々が並ぶが、さらなる得点力アップのために、かつてアトレチコで2年半苦楽を共にしたコスタ獲得を目指している。

 コスタ本人も自らをワールドクラスに引き上げてくれた闘将のもとへ“帰還”することを希望しており、移籍は濃厚と見られている。しかし、ここで問題となるのはアトレチコが現在FIFAから受けている移籍禁止処分だ。アトレチコは未成年選手の契約に違反があったとして、今夏、そして2017年冬の2度にわたって補強ができない状況。それゆえ、コスタの加入が叶ったとしても、2018年1月まで選手登録をできないのだ。

 同紙によると、アトレチコはその対策として中国やブラジルのクラブに半年間レンタル移籍させるプランを一度は視野に入れたが、手元に置いて4カ月間トレーニングに馴染ませ続けることが得策だと見解を改めた模様だ。負傷もコンディション不良もなく試合に出場できないのは、来年にワールドカップを控える中でコスタ自身にとってリスクは大きいなか、目論見通り古巣復帰は実現するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images