食べ過ぎは栄養バランスの偏り、肥満の原因とされていますが、栄養の偏りや肥満どころか、食べる食材によってはわたしたちに思わぬ健康被害を及ぼしてしまうものもあるのです。健康のために食べていた食材がかえって健康を害するものとなってしまった、なんてことにならないよう、食べ過ぎに注意しておきたい身近な食材について紹介したいと思います。

毒は芽だけではない!「ジャガイモ」

以前ジャガイモを食べた小学校の複数の生徒、教師が腹痛や吐き気を伴う食中毒を起こしたことで話題になりましたが、ご存知のとおりジャガイモの芽にはソラニンと呼ばれる食中毒を引き起こす危険性のある毒素が含まれています。それなら芽だけを取り除けば大丈夫かと言えばそうでもないのです。ジャガイモの緑色の表皮部分にもソラニンが含まれているので、例え芽を取り除いたとしても食べ過ぎれば食中毒を起こしてしまうことも。

呼吸不全のリスク「白菜」

わたしたちにとっては非常に身近な野菜である白菜も食べ過ぎることで健康被害をもたらすことで知られる食材のひとつです。ちなみに中国人女性が大量に白菜を食べたことで昏睡状態となって病院に運ばれた事例も報告されています。生の白菜にはミロシナーゼと呼ばれる酵素が含まれているのですが、このミロシナーゼは過剰に摂取すると甲状腺ホルモンの分泌に必要なヨウ素の吸収が阻害されてしまいます。すると甲状腺ホルモン濃度の低下により呼吸不全や昏睡状態となることも。ただ加熱調理すればミロシナーゼの効果はなくなるようです。

中毒物質の危険性?「銀杏」

銀杏の食べ過ぎで中毒になることは有名ですよね。銀杏にはメチルビリドキシンと呼ばれる中毒物質が含まれており、これを摂取し過ぎることでビタミンB6欠乏症となり、嘔吐、下痢、呼吸困難等を引き起こすことで知られています。ちなみに40代女性が銀杏を60個食べたことで嘔吐、下痢等の症状が現れた事例も報告されています。

視力や聴力に異常が!「マグロ」

みんな大好きお寿司の定番食材マグロ。マグロも意外なことに食べ過ぎで健康被害をもたらす食材として知られているのです。マグロには比較的多めに水銀が含まれていることから妊婦さんは控えるべき食材だとされていますが、妊婦さんでなくとも食べ過ぎれば水銀の影響を受けてしまうこととなります。具体的にはマグロを食べ過ぎるなどして体内の水銀量が高まれば、知覚機能・視力・聴力に異常をきたすといったものです。以上の食材が好きな方、日頃から好んで食べている方は、健康被害をこうむらないようくれぐれも食べすぎには注意してくださいね。


writer:サプリ編集部