コスト削減の新境地 南米LCC、全機で立ち席の導入を検討、参考イラスト(Capi Leyton)

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 コロンビアの格安航空会社(LCC)であるビバコロンビア(Viva Colombia)は、乗客数を増加するため、保有全機で「立ち席」の導入を検討している。英紙テレグラフが6月27日報じた。

  伝えられるところによると、総裁のウィリアム・ショー(William Shaw)氏は「以前から、立ち席の可能性は研究されている」とし、「コストを抑える様々な試みに興味がある」と述べ、立ち席の導入に積極的な姿勢を示した。

 早くも2003年から「立ち席」を開発する航空会社はあったが、安全性の懸念により、日の目を見ないままだった。当時の研究によると、「立ち席」導入で機内空間を約25%削減できるという。

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 イギリス民間航空局(CAA)のスポークスマンのリチャード・テイラー(Richard Taylor)氏は、「立ち席の実現には航空機製造メーカーの協力を得て、さらに航空局の審査を受ける必要がある。100%の安全が確認されるまで、実現は不可能だ」と話し、盛り上がる話に水を差した。

 LCCは乗客数増加やコスト削減のためにユニークな策を見出している。2010年、アイルランドのLCC大手ライアンエアーのマイケル・オライリー(Michael O’Leary)社長は、「飛行機にシートベルトはあまり必要がない」とし、「飛行機はただ翼のある大型バスのようなもの。もちろん事故は起きなければ一番良いが、万が一起きたらシールベルトがあっても助けられない」と発言した。

(翻訳編集・王君宜)