仏南部マルセイユ近郊ミラマにある軍の兵たん基地(2015年7月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランス警察は、貨物列車から軍のロケット弾発射装置や装甲貫徹弾を盗んだ疑いで、南部マルセイユ(Marseilles)近郊ミラマ(Miramas)に住む23歳の男を逮捕した。事件に詳しい関係者が1日、明らかにした。

 事件は6月末、貨物列車がミラマにある軍の兵たん基地と、パリ(Paris)の東約200キロのブリエンヌルシャトー(Brienne-le-Chateau)にある別の基地を結ぶ区間を運行した際に発生した。武器を収めたケースは封印もされず鍵も掛けられていなかったことが捜査で明らかになっている。

 仏大衆紙パリジャン(Le Parisien)によると、事件ではロケット弾発射装置4基と、装甲貫徹弾4ケースが盗まれた。捜査当局は直ちに、貨物列車を狙った窃盗の常習犯である男を容疑者と特定。ミラマの自宅にいた男を逮捕し、家宅捜索で盗まれた武器も押収した。

 捜査当局は、この男が武器を偶然発見したのか、それとも具体的に武器を盗むつもりで犯行に及んだのか解明に努めている。政府関係者によると、国防省は「貨物列車による武器輸送の実態」について内部調査に乗り出し、「警備強化に向けた措置」を提案する方針という。
【翻訳編集】AFPBB News