テニス、エイゴン国際、男子シングルス決勝。優勝を決め、トロフィーを横に記念撮影に臨むノバク・ジョコビッチ(2017年7月1日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、エイゴン国際(AEGON International 2017)は1日、男子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-3、6-4で第2シードのガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)を退け、1月以来のタイトルを獲得した。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)の前哨戦に出場するのは2010年以来となるジョコビッチは、モンフィスとの対戦成績を14戦全勝に伸ばし、キャリア通算68勝目を手に入れた。

 しかし、今季に限っていえばこれがまだ2勝目で、2016年の全仏オープンテニス(French Open 2016)でキャリアグランドスラムを達成して以降、急激に状態を落としていた。

 ジョコビッチは「自分の最高のテニスと、安定したレベルのパフォーマンスを見失ってからしばらく経つ。この一年は大きな大会でたくさん勝つこともできなかった。だけど深みにはまってはいけない。そういうこともある。人生ではまったく予想外のタイミングで試練がやってくる。逆境に立ち向かってその経験から学び、進化や成長を続けなくてはならない」と語った。

 世界ランキング4位のジョコビッチは、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏とマリオ・アンチッチ(Mario Ancic)氏で組むコーチングチームとともに、過去に3度優勝しているウィンブルドンに臨む。1回戦ではマーティン・クリザン(Martin Klizan、スロバキア)と対戦する。

「この大会はとにかく素晴らしい経験になったし、ウィンブルドンにも絶対に生きてくる。来年やその先も、またここに戻って来ないとは言い切れない。最高の前哨戦だったし、ここで得た自信と、良いパフォーマンスをウィンブルドンにも持ち込みたい」

 ジョコビッチはサービスゲームを一度も落とさず、逆にブレークを3回奪ってモンフィスをわずか1時間15分で退け、ウィンブルドン以外では初となるグラスコート大会優勝を飾った。

 フランス勢との対戦はこれで19連勝で、2010年のデビスカップ(Davis Cup 2010)決勝からは通算で57戦56勝の成績を残している。
【翻訳編集】AFPBB News