26日、中国版ツイッター・微博に、日本の「匠(たくみ)の精神」を中国が学ぶことに疑問を呈するような「つぶやき」が寄せられた。資料写真。

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2017年6月26日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、日本の「匠(たくみ)の精神」を中国が学ぶことに疑問を呈するような「つぶやき」が寄せられた。投稿したのはフリーランスの学者として紹介されている杜建国(ドゥー・ジエングオ)氏だ。

杜氏のつぶやきとは「最近、中国メディアは日本の『匠の精神』『便座に対する精神』を学ぶことを盛んに呼び掛けている。しかし、日本人でさえ『匠の精神』を好ましく思っていない」というもので、杜氏は「匠の精神」が中国の経済発展を阻む可能性があるとの指摘が出ていることを紹介。「匠の精神」のもたらした悪い結果として商品が高値になったことや、特に家電分野ではコストパフォーマンスの面で韓国企業や台湾企業に敗北、これが原因で海外市場を失ったことなどを説明した。

中国のネットユーザーはこの投稿にさまざまなコメントを寄せている。「今の中国に『匠の精神』はとても必要!。雑に作られた物が多すぎる」「学ぶ必要があるのは『精神』。日本と同じ方法でやろうということではない」という意見や「『匠の精神』は手工業時代に提唱すべきもの」「『匠の精神』を叫ぶだけでは『現代化』の思考に欠けていると言わざるを得ない」「日本の商品が高いのは従業員の給料が高いからでは?」という意見、さらには「まずは(「匠の精神」を)学び取れるかどうか。中国に必要かどうかを議論するのはその後だ。中国人の性格を考えると永遠にこの精神とは“さよなら”だと思うが」という声も聞かれた。(翻訳・編集/野谷)