コストコの電気小物コーナー、充実してますよね。アルカリ乾電池、充電池、モバイルバッテリー、Lightningケーブル、シガーソケット用USB充電器、LED電球……なぜそのお値段で!? とにかく安いので、いまいちな性能だったとしても「ま、いいか」で済ませられるのもいいところ(?)。

でも、お値段相応なのかそれ以上の品なのかは気になるところ。これまでmitokで検証してきたダイソー製ガジェットのおすすめ度をまとめてみました。お買物ののご参考にでもどうぞ〜 m(_ _)m

iPhone用ライトニングケーブル|ストレート 108円|リール 216円

製品評価 → 微妙

ダイソーではiPhone用ライトニングケーブルも買えます。通信のみのストレートタイプが108円(税込)、通信・充電対応のリールタイプ(巻取り)が216円(税込)と破格。いずれもコネクタ部は両面仕様ではなく、指定の面を上にして挿さないと認識されないチープな仕様です。もちろんMFi認証は取得しておらず、ケーブル抵抗値は高く、シールドも無し。緊急用途以外ではおすすめできませんね。

充電池|モバイルバッテリー|324円

製品評価 → 微妙

324円(税込)で買えるモバイルバッテリー。実測容量は1,309mAh、公称値2,000mAhとの差は -34.6%で乖離が大きい。出力性能は、4.5V降下時の負荷が0.91Aでかなり微妙。電子工作好きなら、円筒型リチウムイオンセルの部品取り用として買うのはアリ。

充電池|ReVOLTES(単3形)|108円

製品評価 → まぁまぁ

公称容量1,300mAhに対し、実測容量は1,291mAh、公称容量差は-0.7%、1Ah単価は83.7円、かなりコスパの良い充電池です。絶対的な容量は多くはないので、壁掛け時計やリモコンなどにちょうどいいのでは?

充電器|Ni-MH専用充電器|108円

製品評価 → 微妙

108円(税込)で充電器まで買えるのだからダイソーはすごいですね。お値段なりの品質なのは仕方ないでしょう。本商品の電源回路はトランス電源を半波整流したものとなっており、充電効率を落としてコストダウンしているようです。

シガソケ充電器|USB充電シガープラグ|108円

製品評価 → 微妙

どうしたら車載用シガーソケット充電器が108円(税込)で販売できるのか、企業努力には頭が下がるばかりですが、商品自体はお値段なりの出来。負荷試験では4.5V降下時 1.79A、保護切断ラインは 2.27A。搭載ICは仕様上の最大出力は1.0Aなので、ガラケーの充電用として使うのが無難そうです。

シガソケ充電器|USB充電シガープラグ|324円

製品評価 → まぁまぁ

ダイソー製品では高価な部類の324円で販売されている車載用シガーソケット充電器。負荷試験では4.5V降下時 2.83A、保護切断ラインは 2.93Aで、問題はなさそう。充電識別上、iPhoneでは急速充電できない点にはご注意を。ややノイズが大きい感じはあります。

アルカリ乾電池|DAISO&S|5本108円

製品評価 → おすすめ!

実測容量は1,633mAh、1Ahあたりの単価は13.2円、0.9V終始時間は202分52秒、60分後電圧は1.12V。たまたま良好すぎるタマを引き当ててしまったか? と思うくらい、性能がともった高コスパ電池でした。

アルカリ乾電池|【AA】ALKALINE|5本108円

製品評価 → おすすめ!

実測容量は1,597mAh、1Ah単価は13.5円、0.9V終始時間は198分08秒、60分後電圧は1.11V。さきほどの『DAISO&S』と同様、なかなか良好なアルカリ乾電池です。

アルカリ乾電池|DAISO&HZ|5本108円

製品評価 → まぁまぁ

1.099 実測容量は1,400mAh、1Ah単価は15.4円、0.9V終始時間は173分23秒、60分後電圧は1.10V。悪くはないけど、先の2製品と比べると、あえて選ぶ理由はない感じ。

アルカリ乾電池|ALKALINE new|5本108円

製品評価 → まぁまぁ

1.093 実測容量は1,482mAh、1Ah単価は14.6円、0.9V終始時間は185分59秒、60分後電圧は1.10V。悪くはないものの、やはり積極的に選ぶほどではないかと。

アルカリ乾電池|DAISO&HW|5本108円

製品評価 → 微妙

1実測容量は1,226mAh、1Ah単価は17.6円、0.9V趣旨時間は154分38秒、60分後電圧は1.08V。たまたま検証した個体が悪かった可能性もありますが、残念な品質でした(5本で108円ですけどね)。

電源タップ|節電スイッチ付 コードタップ 3個口|432円

製品評価 → まぁまぁ

配線にはんだ付けが採用されている点は残念なものの、剛性の高さや工作精度など全体的な作りについてはよく見かけるPC周辺機器メーカー製品よりも良好。コスト削減と安全性の確保のところで、ギリギリのバランスをとっている感じ。内部導体は3.5mm×0.7t、コード断面積は2.0mm^2(目視による)、抵抗値は31.2mΩ(コード長 0.9m)。

LED電球|40W形相当 324円|60W形相当 432円

製品評価 → まぁまぁ

最近はあまり店頭で見かけない気もしますが、ダイソー印のLED電球(E26口金)はとにかく安さが特徴。40W形相当タイプ(485lm)は実測消費電力(DC)が4.6W、60W形相当タイプ(810lm)は実測消費電力が7.2Wでやや消費電力は高いかなという印象ですが、300〜400円で買えることを考えると、初期コストを抑えたい人にはありがたい商品でしょう。

※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。ロットの違い、個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。