総工費50億ドル(約5600億円)とも言われるAppleの新社屋「Apple Park」は、その独創的な見た目と175エーカー(東京ドーム約15個分)という広大な敷地面積、1年のうち9か月をエアコンなしで暮らせるというパッシブ換気システム、世界最大の曲面ガラスなど、さまざまな特徴を持った建物になっています。そんなApple Parkの建設状況を約2年間分、衛星写真で追える18秒のムービーが衛星写真の提供事業を行うPlanetにより公開されています。

Up goes Apple HQ - YouTube

ムービーは建設がスタートした2015年9月頃の衛星写真からスタートしており、画面下部に写真が撮影された時期が記されています。



衛星写真が存在する段階よりも先に計画はスタートしています。2013年には新社屋のモックが公開されており、当たり前ですが、実際に2017年に完成したApple Parkの姿とうり二つ。建設前の段階では「Apple Campus 2」という名称で呼ばれていたのですが、正式名称は「Apple Park」となっています。

Apple本社の宇宙船型新社屋をミニチュア立体模型で作るとこんな感じ - GIGAZINE



さらに、2014年にAppleからも公式に新社屋のコンセプトムービーが公開されます。コンセプトムービーを見ると、「電力は100%再生可能エネルギーでまかなわれる」「バイオ燃料バスや1000台以上の自転車などが準備される」「新社屋完成後は土地の80%が緑で彩られることになる」「自然換気システムが取り入れられ、新鮮な自然風をオフィスでも感じられる」など、環境に配慮した建物であることがよく分かります。

Appleが宇宙船型新社屋のコンセプトムービーを公開 - GIGAZINE



そして2014年8月に撮影された映像。撮影されたのは現場での作業がスタートしたばかりの段階で、まだ建物の形は見られず、地盤の補強などを行っていると見られます。

2016年完成予定のAppleの新社屋を上空からGoProで撮影したムービー - GIGAZINE



そしてムービーで表示される2015年9月15日に撮影された衛星写真がコレ。



2015年9月23日の衛星写真。ドーナツ型の建物の左下辺りに少し変化があるように見えます。



2015年8月から9月にかけてドローンで撮影された建設風景ムービーも存在しており、建設の初期段階の様子が見られます。ドーナツ型の建物の基礎部分が丸見えです。

Appleが建設中の近未来型新社屋「Apple Campus 2」をドローンで撮影したムービー - GIGAZINE



2015年10月20日の衛星写真は前の段階からあまり変化なし。



2015年11月21日の衛星写真は建物全体の高さがでてきているように見えます。



2015年12月31日の衛星写真。



2016年4月時点でドローンを使って撮影された建設風景。新社屋や駐車場、研究施設、フィットネスセンターなどの建設途中の様子がじっくり観察できます。

近未来的なAppleの新本社「Apple Campus 2」を空撮した圧巻の最新映像 - GIGAZINE



2016年5月12日の衛星写真。ドーナツ型の建物の天井部分にソーラーパネルが並び始めています。



2016年7月25日の衛星写真。ソーラーパネルが30%ほど埋まってきています。



2016年8月7日の衛星写真。パネルが半分以上設置されました。



2016年9月3日の衛星写真。



2016年10月7日の衛星写真。ドーナツ型の建物の上部分に小さな点が並び始めます。



2016年11月15日の衛星写真。徐々に緑が増えていきます。



2016年12月18日の衛星写真。ソーラーパネルの設置が完了。



新社屋は2016年内の完成を目指していたものの、結局2017年に持ち越しに。そんな完成間近の段階に撮影されたムービーが以下の記事にまとめられています。なお、撮影素材は2016年7月から12月までの6か月分。

2017年に完成が持ち越しのAppleの新社屋「Apple Campus 2」の建設を4分にまとめたムービー - GIGAZINE



2017年1月26日の衛星写真



2017年2月14日の衛星写真



2017年2月にはApple Parkが4月に完成すること、さらに新本社の社屋とは別に、講堂・シアターとして使用される小さな円形の建物の名称が「Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズ・シアター)」になることが明かされました。

Appleの近未来な新オフィス「Apple Park」がついに完成へ、スティーブ・ジョブズにちなんだ巨大なシアターも併設 - GIGAZINE



2017年3月29日の衛星写真。この辺りからドーナツ型の建物の内側に緑が増え始めます。



2017年4月21日の衛星写真



2017年5月20日の衛星写真



2017年5月には完成したApple Parkの様子を約1年分の映像で振り返るムービーも公開されました。

Apple新社屋「Apple Park」の建設を約1年かけてドローンの空撮で振り返るムービー - GIGAZINE



スティーブ・ジョブズ・シアターの様子がうかがえるムービーも。

Appleの新社屋「Apple Park」の4K空撮映像でAppleイベント用の講堂「Steve Jobs Theater」の内部をチラ見せ - GIGAZINE



なお、2017年4月にオープンしたApple Parkですが、従業員1万2000人が働く建物というわけで、引っ越し作業は6か月にも及ぶとされています。