ここ数年でスマホのデジタルカードゲームって本当に増えましたよね。

紙のカードゲームを何年もプレイしていた僕にとっては嬉しいことです!

そんな僕が最近はまっているカードゲームアプリが『BREAK GEAR』です。

僕も経験はないのでそこまで詳しくないですが、カードゲームを作るのってかなり難しいと思います。カードバランスを考えたり、ゼロからルールを考えたりとやることが多いからです。

そういった意味でも、僕は勝手に「すげえ・・・!」と思っています。

今回の個人開発者インタビューのお相手は、そんなカードゲームを生み出したjackさんです。jackさんは個人開発者ではなく団体でゲームを制作していますが、少数精鋭で本作を手がけたということで、色々と面白い話をお聞きできましたよ!

jackさんが作ったBREAK GEARを軽めに紹介!

BREAK GEARは、お互いの盤面にあるカードの数字を当てるカードゲームです。

ルールは、まず1〜5の数字が書かれたカードから4枚を好きな位置に設置します。自分のカード1枚と相手のカード1枚を選ぶと、大小関係のみ教えてくれます。


そして相手のカードの数字を当てていき、先に全て当てた方の勝利です。

簡単なようで奥深いですよ。


そしてこのルールを複雑にするのが、カードの効果です。

カードには様々な効果があるので、お互いそう簡単には全てのカードを表にできません!


難易度別のCPU戦にレートを上げていく対人戦とプレイモードも豊富なので、きっと楽しめます。カードゲームが好きな方は、ぜひインストールしてみてください!

今回は、このBREAK GEARを開発したjack様にインタビューする機会をいただきました。アプリ開発が全く無経験のjackさんはどうやってBREAK GEARを完成させたのか。

興味深いお話をたくさん聞けましたよ!

まずはjackさんについて聞いてみました!

ーー個人開発でゲームを作り始めたきっかけはなんですか?

jackさん
弊団体jackは、元々現代表を含む友達3人が時間があったので、「何か一発当てたい」という思いで生まれました。

何に挑戦するか色々考えた挙句、せっかくやるなら今後のためになることをやろうということで、IT系でやっていくことになりました。

最初は音声を扱うサービスを作って、リリースしてみたのですが、技術的なハードルなどがありうまくいきませんでした。

その頃、人数も増えてきて、ゲームを作ってみたいという声が上がったので、ゲームを作ることになりました。

ーーゲーム作りがしたいという動機ではなかったんですね!今の所、ヒット作を作れたという実感はありますか?ぶっちゃけ、いくらくらい儲けているのでしょう?

jackさん
威勢よく答えたいところですが、儲けはないですね(笑)。数千円くらいです。

AndroidとiOSのアプリストア登録の費用に届かないので赤字です(^^;

ーー売り上げだけに限ってはこれからということですね!スマホのデジタルカードゲームアプリが非常に多い昨今、なぜカードゲームアプリにしようと考えたのでしょうか?

jackさん
カードゲームアプリを作ろうと思って、作ってはいませんでした。アイデアの種を膨らましていったら、結果としてカードゲームになったという感じですね。

ーーアプリ製作でこだわった点を教えてください。

jackさん
ゲームルールにはこだわりましたね。

5枚のカードの数字を当てるというシンプルなルールにも関わらず、奥が深く、思考力が必要な独自のゲームとなるようにしました。

フレンドマッチやレートマッチといったオンライン対戦の実装もそうですね。分からないことだらけの中でもなんとか実装できました。

ーー初めてのゲーム作りで“なんとか実装”できるのがすごいです(笑)。毎日どれくらいの時間をアプリ製作にあてていますか?

jackさん
今は『BREAK GEAR』の開発にはあまり力を入れていませんが、開発中は人によりますが、週20時間くらいですかね。

開発合宿などを行って3日泊まり込みで作っている時もありました。

ーー気合が入ってますね・・・!製作中に一番苦労した話を聞かせてください。

jackさん
終わりが見えなかったことですかね。リリースの目標日は決めて開発していたのですが、何せ分からないことばかりで理想に対して技術が追い付かず・・・。

どれくらいの時間が必要かも読めずで、ズルズルと延期してしまっていました。そうするとチームの士気も下がってしまうんですよね。

リリースは絶対にしたかったので、最低限何が必要かを考え直して開発途中のものもバッサリ切り捨てて核となる部分は残す形にすることを目指しました。

当初の見積もりが甘かったことも分かったので、ここで得た経験は今後のjackの活動に生かしていきます。

ーー多くの開発者さんにお話を聞いていますが、予定通りに進まないという方が多い印象です。jackさんは団体でアプリ製作しているので、メンバーをまとめるのも大変ですよね。どれくらいの人数で活動しているのですか?

jackさん
最近メンバーが増えまして、2017年6月現在で19人おります。

人数が多すぎてもアプリ製作はしづらいので、約3人1チームでチームごとに開発を行っています。
製作したものはホームページやTwitterで発信していくので、是非チェックしてください。

公式Twitterはこちら
@jackapp_tmy

ゲームについても質問を! 開発者が自ら考えた最強デッキは◯◯だった!?

ーーそれではゲーム内容についても聞かせてください!すごくシンプルなのに、こんなに奥深いゲームを作れるのがすごいと思いました。どうやって思いついたのか知りたいです。経緯など含めて。

jackさん
そう言っていただけて嬉しいです。ルールはシンプルですが、操作方法が分かりづらいようで反省しています。

jackでゲームを作ろうと決まったときに、メンバー全員がどういうものを作りたいかプレゼンしたんです。

その時に一番人気だったのが『BREAK GEAR』の元となるアイデアで、それをブラッシュアップしてこのゲームができました。

カードに効果を付けるなど色々なルールで遊んでみて、難しすぎず思考力が必要なゲームになるにはどうするべきかいろいろ試しましたね。

中高大学生の男子が友達と遊べて、ちょっと頭を使うゲームという方向性で作ったので、対人戦だと結構面白いのですが、コンピュータ相手だといまいちなのはそこから来ているんでしょうね。

ーー「全く勝てない!!!」という方のために、このゲームで勝つための考え方を教えてください。

jackさん
まずルールと操作方法が分からないと難しいので、「ヘルプ」でバトル方法を見てください。

そして、ソロプレイの「easy」で練習してみて下さい。レートマッチや「hard」は相手が強くて、最初は難しいと思います。

プレイングについては、相手のカードの数字を予想する「チェックフェイズ」では、まずは2か3を使って数字を絞るといいですよ。

また、「チェックフェイズ」で5は使えないカードなので、バトル前のカード選択で、5は選ばない方が初心者はいいと思います。

ーーありがとうございます! jackさんが考える、現環境での最強デッキを教えてください!

jackさん
今あるカードの中で、表になった時に正面の相手のカードを表にする「グレス」というカードがとても強いので、このカードは必須ですね。

最強デッキは、1〜4の数字の中に「グレス」を2枚、表になった時、相手のエクストラゾーンのカードを表にする「アート」を2枚入れて、5の数字はチェックの結果を逆転させる「シュピナ」を入れたデッキだと思っています。

プレイングを間違えなければ、コンピュータ相手ではほとんど負けないです。対人戦の場合は相手との駆け引きなので、勝てない場合もありますが。

ーーカードのパワーバランスなどについてもかなり気を使ったのではないでしょうか?

jackさん
そうですね。カードには1〜3のコストがあって、デッキ全体でコスト10まで、対戦の時に効果を付けられるカードはコスト3までなんですよ。

コスト1とコスト2のカードは同時に効果を付けられるので、そこでシナジーができるようにしています。

現状、ディフェンス系の効果を持った「シューグル」と「カーク」というカードが活躍していないので、多少効果の修正をしたいとは思っています。

ーー大会なども開催されているようですが、どれくらいの方が集まるのでしょうか?

jackさん
大会のことよくご存じですね(笑)。

せっかく対人プレーのできるゲームを作ったので、大学祭で『BREAK GEAR』の大会をさせてもらいました。

1回1時間弱の大会を数回行ったのですが、各回8人のトーナメント戦で行っていました。経験者は少なかったので、みなさんやりながら覚えられていましたね。

ーー気になったタイトルについてはかなり調べますので(笑)。 大会については知っていました。jackさん、インタビューにお答えいただきありがとうございます!