▽明治安田生命J2リーグ第21節の11試合が1日に各地で行われた。

▽前半戦最終戦の最注目カードとなった2位湘南ベルマーレ(勝ち点40)と5位名古屋グランパス(勝ち点34)の上位対決は、。3戦連続ウノゼロで勢いに乗る湘南と、前節連敗を「3」でストップした名古屋の上位対決は、立ち上がりから両者の持ち味が出るオープンな展開に。10分過ぎに端戸が続けて際どいシュートを放てば、名古屋もシュートの本数こそ少ないものの、ワシントンや和泉がフィニッシュに絡む。ゴールレスのまま前半終了と思われた45分に試合が動く。湘南の右CKの場面でキッカーの秋野が低い弾道のボールを入れると、これをしまむらが右足ダイレクトで流し込んだ。

▽伏兵の一発によって後半を1点リードで迎えた湘南は50分、右サイドから奈良輪が入れた長いクロスをゴール前に飛び出したジネイが頭で合わせ、貴重な追加点を奪う。一方、負けられない名古屋は57分、田口のワンタッチパスに反応した杉森がボックス右でうまく身体を捻りながら右足のシュートをゴール左隅に突き刺し、1点を返す。その後は互いに交代カードを切って次のゴールを目指すが、共に決定機を決め切れず、試合は2-1のままタイムアップ。4戦連続クリーンシートは逃すも、上位対決を制した湘南が4連勝で前半戦を終えた。

▽レベルファイブスタジアムで行われた首位アビスパ福岡(勝ち点40)と16位FC岐阜の一戦は、1-0でホームの福岡が勝利した。リーグ3連勝で首位ターンを目指す福岡と、10試合ぶりの白星を混ざす岐阜の一戦は、岐阜が粘り強い守備を見せたことで締まった展開に。19分にはホームチームが三門の強烈な左足のシュートでゴールに迫るが、GKビクトルの好守に遭う。ゴールレスで迎えた後半、徐々にペースを握った福岡は60分、ボックス内でDF阿部と競り合ったウェリントンがPKを獲得。これをウェリントン自ら決め、待望の先制点を奪った。その後も追加点こそ奪えなかったものの、危なげない試合運びを見せた福岡が1-0で勝利。エースのPK弾をきっちり守り抜き3連勝のチームが前半戦を首位で終えた。

▽また、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われた6位徳島ヴォルティス(勝ち点33)と11位愛媛FC(勝ち点31)の“四国ダービー”は、4-1で徳島が快勝した。昇格プレーオフ圏内で前半戦を終えたい両者による一戦は、前節モンテディオ山形相手に大量6ゴールを奪った徳島の攻撃陣が爆発。前半の41分に島屋の泥臭いゴールで先手を奪った徳島は、後半立ち上がりに与えたPKを河原に決められ、追いつかれる。しかし、60分にCKの流れから島屋のシュートがオウンゴールを誘い、勝ち越しに成功すると、64分と75分に渡が続けてゴールネットを揺らし、終わってみれば4-1の快勝となった。

▽その他の試合では、前節終了時点で3位と4位に位置した東京ヴェルディ(勝ち点34)と、水戸ホーリーホック(勝ち点34)が、それぞれ19位ロアッソ熊本(勝ち点15)、14位ファジアーノ岡山(勝ち点27)に0-4、0-3のスコアで大敗。なお、連敗を「5」でストップした熊本は7試合ぶりの白星。連勝が「5」でストップした水戸は14戦ぶりの黒星となった。また、得意のホームで8位大分トリニータ(勝ち点32)に4-1で快勝した13位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点27)は、今季初の連勝となった。

▽明治安田生命J2リーグ第21節の試合結果は、以下の通り。

◆明治安田生命J2リーグ第21節

▽7/1(土)

京都サンガF.C. 1-0 ザスパクサツ群馬

アビスパ福岡 1-0 FC岐阜

レノファ山口FC 1-2 松本山雅FC

ジェフユナイテッド千葉 4-1 大分トリニータ

モンテディオ山形 1-3 FC町田ゼルビア

湘南ベルマーレ 2-1 名古屋グランパス

ツエーゲン金沢 3-2 横浜FC

徳島ヴォルティス 4-1 愛媛FC

ロアッソ熊本 4-0 東京ヴェルディ

カマタマーレ讃岐 0-1 V・ファーレン長崎

ファジアーノ岡山 3-0 水戸ホーリーホック