顔の紫外線対策はしているけど、髪の紫外線対策までしている人は少ないのでは? 紫外線が起こす髪への影響と、ケアの方法をご紹介します。

髪は顔の2倍以上の紫外線を浴びている

紫外線対策といえば、顔と体に日焼け止めクリームを塗るのが一般的。でも、髪は顔の2倍の紫外線を浴びているのを知っていますか? たくさん紫外線を浴びると、髪もダメージを受けます。乾燥、髪が切れやすくなる、表面がパサつく、色が明るくなり、ツヤも減るなど。紫外線が髪に当たると吸収され、髪を構成しているアミノ酸を酸化させて別の物質に変化させます。これが髪のダメージに。特に、髪が濡れた状態で紫外線を浴びると、このダメージが大きくなるので注意しましょう。髪は、ダメージを受けても自分で修復する力がないので、紫外線を防ぐケアと、浴びた後のケアの両方が大切です。

<紫外線を浴びないための予防ケア>

◯帽子、日傘を利用する
紫外線は物理的にカットするのが一番簡単で効果的。外出する際は、帽子や日傘を利用しましょう。帽子は、熱を吸収しにくい薄い色のもので、つばが7cm以上あるものを選んで。また、日傘もUVカット加工されているものを選びましょう。顔に紫外線が当たるのを防ぐことができるのはもちろん、熱射病の予防にもなるので一石二鳥です。

◯髪にも日焼け止めを塗る
顔と同様に、髪にも日焼け止めを塗りましょう。肌と髪、両方に使える日焼け止めスプレーや、髪用のミスト、髪用のトリートメントで紫外線カット効果があるものなど、アイテムも幅広く販売されています。

◯髪をまとめて外出する
髪の長い人は、紫外線が当たる範囲を狭くするため、髪をまとめて外出を。プールや海に行く時も、髪が濡れないようにお団子などにするとよいでしょう。

◯プールや海に入る前にトリートメントを
水に浸かる前に、洗い流さないトリートメントをつけて、髪に油膜を作りましょう。プールの塩素や、海水の塩分ダメージを極力少なくできます。

<紫外線を浴びてしまった髪のケア>

◯ダメージヘア用のシャンプーやトリートメントを
日焼けをした後の髪は、キューティクルが焼け剥がれてしまいます。キューティクル保護効果のあるダメージヘア用のシャンプーやトリートメントでケアをしましょう。また、キューティクルは摩擦に弱いので、ゴシゴシこすってシャンプーしたり、強いブラッシングしたりするのは避けてください。

◯プールや海の後は、はやく髪を乾かす
水に濡れた状態で、紫外線を浴びるとダメージは増大! プールや海水浴に行った時は、こまめに水分をタオルで拭き取り、なるべく濡れたままにしないこと。そして、プールの塩素や、海水の塩分を極力早く洗い流すのがポイントです。できれば、海やプールにシャンプーを持参して、洗い場で洗髪しましょう。その後、自宅に戻ってからもう一度、シャンプーとトリートメントをしてください。その後、洗い流さないトリートメントで髪に栄養補給してから、ヘアドライヤーで髪を乾かすとよいでしょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと