▽明治安田生命J1リーグ第17節、川崎フロンターレvsヴィッセル神戸が1日に等々力陸上競技場で行われ、5-0で川崎Fが勝利した。

▽ここまで7勝5分け3敗で6位につける川崎F(勝ち点26/1試合未消化)が、7勝2分け7敗で11位につける神戸(勝ち点23)をホームに迎えた。前節のガンバ大阪戦を1-1で引き分けた川崎Fは、その一戦と同様のメンバーで臨んだ。

▽一方、前節の横浜F・マリノス戦を0-2で敗れ、連敗を喫した神戸は、その一戦から先発メンバーを4人を変更。藤谷とニウトン、ウエスクレイ、大槻に代えて松下、小林成、田中を起用した。また、高橋峻が右ハムストリング肉離れの離脱から復帰した。

▽上位争いに残るために勝ち点3が欲しい両者の一戦は、ホームの川崎Fが最初に仕掛ける。5分、大島のパスに反応した登里がボックス左からシュート性のクロスを供給。これに阿部が飛び込むが、右足を合わせることができない。

▽序盤からボールを保持する川崎Fは9分、大島の縦パスを受けた中村がボックス右へスルーパス。これに反応した小林悠がGKキム・スンギュを引きつけて中央に折り返すと、走りこんだ阿部がゴールに流し込んだ。

▽先制を許した神戸は14分、クロスのこぼれ球を拾った三原️がミドルシュート。しかし、これはGKチョン・ソンリョンの攻守に阻まれる。さらに18分、ボックス左手前から渡邉が右足でシュートを放つが、今度はゴール右へと外れる。

▽すると、神戸の反撃を凌いだ川崎Fはが20分にカウンターを発動。中村が自陣から持ち上がり、ボックス左へ侵攻し、グラウンダーのクロスを供給する。これをファーサイドに走りこんでいた阿部が左足でシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。

▽2点目を許した神戸は、その失点シーンでアクシデント。カウンターへの対応を試みた高橋峻が足を負傷してしまう。そのまま担架で運ばれてしまい、藤谷との負傷交代を余儀なくされる。

▽この事態を契機に川崎Fが神戸を畳み掛ける。28分、敵陣中央左で登里がパスを受けると力強いドリブルでボックス左へと侵攻。中央への折り返しをボックス内の中村が左足でシュートを放つが、これはカバーに入った北本にクリアされる。

▽攻勢に転じたい神戸だが、川崎Fのパス回しを捕まえ切れず、なかなか自分たちの攻撃の時間を作ることができない。それでも41分には松下のクロスをボックス右で収めた田中順がフリーでシュートを放つも、ボールは枠の上を越えた。

▽後半に入ると、2点ビハインドの神戸が攻勢を強めるが、川崎Fのディフェンスを崩し切れず、脅威を与えることができない。対する川崎Fも中村のパスから敵陣へと果敢に攻めいるが、シュートまで持ち込めず互いにこう着した状態が続く。

▽それでも川崎Fは60分、ボックス左手前でキープした小林悠のパスをボックス左で受けた登里が左足でGKキム・スンギュの股を狙うが、これは射抜くことができない。さらに62分、ボックス右手前からの中村のパスをボックス手前で受けた小林悠が右足を振り抜くも、わずかにゴール左を外れた。

▽迎えた68分、中村のボックス右へのスルーパスに反応したエウシーニョが右足でシュート。これはGKキム・スンギュに阻まれるも、ボックス右手前でボールを拾った阿部のクロスをゴール前に走りこんだ小林悠が頭で押し込んだ。

▽終盤に入っても攻勢を続ける川崎Fは81分、ボックス手前から阿部のミドルシュートがGKを強襲する。これは決め切ることができなかったが、そのこぼれ球をボックス左外で拾った中村のクロスをゴール前の谷口がヘディングでゴール右隅へと流し込んだ。

▽試合を4-0にした川崎Fはその後、途中出場の家長と長谷川が積極的にボールに絡み、落ち着いたボール回しで時間を消費。後半アディショナルタイム4分には、左サイドを突破した阿部のクロスを小林悠が右足で合わせ、神戸にとどめを刺した。阿部と小林悠の2発含む5ゴールを奪った川崎Fが白星を飾った。対する神戸は3連敗を喫している。