どんな洋服でも着れてしまう体の細い人が羨ましい。ああ私も痩せたい、と常にダイエット意識を持っていませんか。メディアの影響により、痩せているのが良いとされる風潮があり、実際太っているわけではないのに、自分の体型にコンプレックスを持ってしまう人が多いようです。でも気をつけて!気づかないうちに痩せすぎてしまい、あなたの健康を蝕んでしまうことがあるのです。

痩せているのが良いという謎の思い込み

テレビや雑誌に登場する女優やモデルは、痩せている人が多いですよね。メディアの持つ影響は大きく、いつの頃からか痩せていることが美徳とされるようになり、巷にはダイエット情報があふれています。美意識の高い女性はこれらの情報に左右されやすく、太っていないのにダイエットに励み、無理な食事制限をする女性が少なくありません。

痩せられるとその達成感で、精神的に満足できるかもしれません。しかし健康面においては痩せすぎてしまうと危険なことに。美人の土台は健康であることが一番なはずが、たとえ痩せすぎで体調が優れなくても、痩せていることに満足してしまうことがあります。

痩せすぎの弊害

欧米では痩せすぎが原因で体調を崩すモデルが増え、体重の規制が行われるようになりました。痩せすぎてしまうと健康を害する恐れがあり、健康体を維持していくには、ある程度の体重や脂肪が必要です。痩せすぎている場合は、食事制限から栄養不足に陥っていることが多くあります。栄養分が足りていないと、肌や髪の色ツヤが悪くなるだけでなく、トラブルが起きやすくなります。免疫力が下がって病気にかかりやすくなったり、特に女性はカルシウム不足から骨粗鬆症にかかりやすくなります。

また精神面でもエネルギー不足で気力が続かず疲労しやすくなり、マイナス思考から落ち込みやすくなることも。女性の痩せすぎによる弊害はこれだけに止まらず、生理が遅れたり止まったりするなどの生理不順も起こりやすくなります。生理不順を放っておくと将来出産にも悪影響を与えるので、ぜひ気をつけておきたいことです。

適正体重を知るためのBMIとは

自分の体重が適正であるかどうかを知るのに、便利な方法としてBMIがあります。BMIとはBody Mass Indexの略であり、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算した数字をもとに調べます。18,5以上25未満ならば適正体重であり、18,5以下は低体重、すなわち痩せすぎとみなします。厚生労働省による平成27年国民健康・栄養調査報告によれば、15歳以上の女性の11,4%がBMI18,5以下の低体重にあたるとのこと。

おおまかに言えば10人に1人は痩せすぎているということになるのです。ちなみにBMIだけでなく体重体組成計(体脂肪計)があれば、理想の体型がどういうものか現状から把握しやすくなります。体脂肪計を使って本当の自分を知る方法についてはこちらをご覧ください。

女性は痩せすぎているよりも、多少ふっくらしているほうのが、女性らしい魅力があります。それにツヤの良い肌や髪は、十分な栄養から作られるものです。痩せているのが良いとされるような周りの情報に流されず、BMIの適正体重を目安にして、無理なダイエットは行わないようにしましょう。


writer:Akina