子どもって本当にピュア!七夕にまつわるキュートなエピソード

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7月7日のイベントといえば、七夕です。子どものころ、学校などで、短冊に願い事を書いて笹に吊るしたという人も多いはず。普通は「○○になれますように」など、なりたいものや欲しいものを書くことが多い短冊ですが、中には想像のナナメ上を行く内容のものも…!?そこで、そんな七夕にまつわるエピソードを、お子さんのいる100人のママたちに聞いてみました!

サンタ?それとも宝くじ…?


・「子供が2歳の時に七夕のお祭りをして短冊のお願いごとについて説明したら、『えっとね、アンパンマンの掃除機!』とサンタさんと同じシステムだと勘違いしていたこと」

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・「6歳娘、お空の織姫様と彦星様に向かって手を合わせて『織姫様彦星様、お人形をください、お願いします!』とプレゼントを要求。可愛かったです」

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・「長男が5歳の頃、どこで知ったのか、自動販売機のおつりの所を見てはお金がないかチェックするようになりました。しかしなかなか取り忘れのおつりに巡り合えず、そんな頃の七夕の短冊には『おつりがあたりますように』という願いが。宝くじみたいに思っている所が面白かったです」

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1番多かったのが、「短冊に欲しいものを書いておくとプレゼントがもらえる」と勘違いしているパターンでした。短冊に書いてあったリクエスト通り、プレゼントを買ってあげた、という後日談もありました。こうなると、「七夕=クリスマスの夏バージョン」ですね。

○○になりたい!



・「お風呂が大好きな娘。七夕の短冊飾りを初めて書いた時、『どんなことを書けばいいの?』と聞かれたので、『願い事を書けばいいんだよ』と言ったら、『お風呂のお湯になれますように』と書きたいと言っていました」

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・「ショッピングセンターの短冊に、『メロンになりたい!』って書いてあり、面白い子だなーと思い名前を見たら我が子だった。」

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・「娘が幼稚園の年中の時の七夕で、短冊に『プリキュアになりたい』と書きたかったのに『ぷりきあになれたい』と書いてしまい、お友達に間違いを指摘されてしまいました。娘は『間違えたからもうプリキュアにはなれなーい!』と泣いていました」

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「○○になりたい!」という夢は、子どもの願い事の定番ですよね。○○レンジャーや変身アイドル、憧れの職業など、いかにも子どもらしい夢はかわいいものです。ただ、中には「どう頑張ってもなれない、人間じゃない系」の願い事もあるようで…。お風呂のお湯やメロンに本気でなりたがっている子どもの純粋な気持ちって、本当にキュートです!

本当にいる!?織姫と彦星


・「七夕の当日が雨だった。これでは織姫と彦星が会えないと心配した子供が、短冊に『会うのは明日の晩にしてください』と書いていた」

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・「七夕の日が曇りで星が見えなかった時に『織姫さまと彦星さま、今日は会えないのかな・・・』と心配して、星が見えるまでずっと空を眺めていたこと」

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・「誰から聞いたのかわからないのですが、『織姫と彦星が1年に1回しか会えないのは、かぐや姫が邪魔しているからだって』と言いました」

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幼稚園や学校で、七夕の由来を教えてもらう機会もあるでしょう。織姫と彦星が実在すると信じ、曇り空を見上げて本気で心配する子どもも、可愛らしいですね。最近は某携帯電話のCMなどで昔話のキャラクターが人気なので、織姫や彦星が本当に実在すると思っている子も多いのかも!?

ちょっと切ない願いごと


・「長男が3歳の時、短冊にみんなは『〇〇レンジャーになれますように』などとかわいいことを書いているのに、うちの息子は『おしっこが止まりますように』と書いて吊るしていた。可愛いというより、親が子どもに責めすぎていたことを反省する、切ない思い出です」

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・「保育園で短冊を作ることに。子供に何書く?と聞くと『カーズトミカ…とられちゃうから…パパ!!トミカ!!とらないで!!』2歳の息子は泣いて訴えていましたwww息子に買ったカーズのトミカはいつもパパが可愛い欲しい!!と没収してしまうことを…」

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願い事から見える、ちょっと切ない子どもの気持ち。思わず抱きしめてあげたくなる短冊です。

優しさがいっぱい!な短冊たち


・「4歳の息子が、デパートの短冊にお願い事を書くイベントで、『ありがとう』と書きました。『どうしてありがとうなの?』と聞くと、『いつも見てくれてるから』と言いました!お空にお礼を言うなんてホッコリ可愛い。いつまでも心の優しい子でいてね!」

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・「4歳の息子には生まれてすぐ亡くなってしまった双子の妹がいたのですが、妹はお空にいると信じている息子は七夕の短冊には願い事ではなく、妹への手紙を書いていました。」

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・「中学生の息子が七夕に私の勤め先に来たときに、同僚に無理やり短冊を書かされていました。小学生にまじって書く息子はとても恥ずかしそうでしたが、その時妊娠中だった私のために『元気な赤ちゃんが生まれますように』って書いてくれた、かわいい息子です」

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普通は自分の願いを書くことが多いですよね。そんな中、他の人を思いやる短冊を見ると、心が温かくなります。その純粋な気持ち、大人になっても忘れないでいてね…!

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クスッと笑えたりほっこりしたり、びっくりしたり…。子どもたちのさまざまな短冊たちから、本音やピュアな姿が垣間見えます。みんなの願い事が叶うといいですね!

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文/こばやしつかさ

※暮らしニスタ編集部が子持ち既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より

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