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 6月25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、元SMAPの稲垣吾郎(43)・草なぎ剛(42)・香取慎吾(40)の三人がジャニーズ事務所を9月で退所することについて、ダウンタウンの松本人志(53)が持論を展開し反響を呼んでいる。

 松本は騒動について「去年のバタバタの頃に比べてたら、少なくとも今はいい方向に向かっていると思っていますよ」とコメントし、ジャニーズ事務所に残ることが決まった中居正広(44)が、「いろいろ聞けへんのに教えてくれるの」と明かした。また「話を聞いたとしても答えようがないから聞きたくない」「ひとこと言えば、中居君が残ると聞いたときに悪者にだけは絶対ならないようにしてあげたい」などと語った。

 かねてから「芸能界で唯一の友人は中居君」と公言していた松本だが、この発言について中居のファンからは「中居君に松っちゃんがいてくれてよかった」「二人の友情が垣間見れた」など絶賛の声があがっているようだ。“独立組”のリーダーともいわれていた中居だけに、事務所残留に対する余波は大きい。一部では中居を「裏切者」扱いする声もあるが、擁護する者のほうが多いといわれている。

「中居がジャニーズに残留したのは、決まっていたスケジュールを消化しきれていないためとも言われています。関係者は、他のタレントを代役で立てても良いといったそうなんですが、中居が責任を持ってやらせてほしいと志願したとか。関係者も、その中居の責任感のある姿と、ジャニーズ残留によってむしろ上がったイメージも加味して、改めて中居にやってほしいとなったようです」(芸能関係者)

 常にスタッフや番組共演者らへの気配りが絶えないという中居だからこそ、ジャニーズ残留は当然の選択だったのかもしれない。

■芸能界の掟に変化も

 また中居の残留については、こうした中居に対する“恩義”ある業界関係者からの声も影響しているのではという声もある。

「実は中居自身は、昨年の段階では退所の意思が固かったのは確かです。しかしこうした結論を下したのは、中居に信頼を置くテレビ関係者や広告関係者たちの熱意があったからとも言われています。彼らに心を動かされ、ジャニーズにとどまりながらやるべきことを模索するということを考えるきっかけにもなったのでは」(前出・芸能関係者)

 今月19日に放送された『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、芸能リポーターの井上公造(60)が「中居さんも一緒に出てしまうと、関係が途絶えてしまう」と分析し、今後、独立した3人との共演の可能性も視野に入れた残留と分析している。

「ジャニーズしかり、芸能界では狷販瓩亡悗靴討枠鷯錣縫淵ぁ璽屬如独立問題で露出が激減し、そのまま事実上の引退というケースも少なくありません。ただ、今回は中居が残ったことで、その掟は発動されないのではないのでしょうか」(芸能記者)

 SMAPとしてアイドルの枠を超えた数々の伝説や前例を作ってきた彼らだが、芸能界の掟すらも変えてしまうのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。