29日、台湾の商業発展研究院は日本との観光交流に関するフォーラムを開き、15年の旅行収支は約1000億台湾ドルの赤字だったと指摘した。写真は台湾の夜市。

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2017年6月29日、台湾の商業発展研究院は日本との観光交流に関するフォーラムを開き、15年の旅行収支は約1000億台湾ドル(約3680億円)の赤字だったと指摘した。

同研究院の許添財(シュー・ティエンツァイ)董事長はあいさつの席で「16年に日本を訪れた台湾の旅行者は延べ430万人近くに達し、台湾から海外旅行に出掛けた人の3分の1を占めた」と話し、これとは対照的に日本からの観光客が延べ189万人にとどまったことに言及した。

また、「ここ約6年間、訪日台湾人客1人当たりの消費額は16年を除き年々増加したが、これとは対照的にこの約5年間、訪台日本人客の消費額は毎年のように減っている」と説明。対日旅行収支は13年に赤字に転じて以降、ほぼ倍のペースで拡大しているという。

同氏はこの主な原因として、訪日台湾人客が勢いよく増えていることに対し日本人の訪台の伸びが鈍いことや、日本人の台湾での消費が減っている点を指摘した。

なお、日本政府観光局(JNTO)の今月21日の発表によると、今年5月の訪日台湾人客は前年同月比8.5%増の40万7500人。韓国、中国に次ぐ3番目の多さだった。(翻訳・編集/野谷)