トルコ・エフェソスで開催されたクラシックコンサートに現れた犬(2017年6月30日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国際的なオーケストラが名曲を大音量で演奏──クラシック音楽のファンはその瞬間のために生きているようなものだが、コンサート会場に突然現れた予想外のゲストが聴衆の心を奪ってしまった。

 そのゲストとは、迷子になったかわいい犬だ。

 トルコの古代都市エフェソス(Ephesus)で先月開催された野外コンサートで、ウィーン室内管弦楽団(Vienna Chamber Orchestra)がオーラ・ルードナー(Ola Rudner)氏の指揮でフェリックス・メンデルスゾーン(Felix Mendelssohn)の交響曲第4番を演奏していたときのこと。

 音楽好きの犬が現れ、経験豊富な音楽家のようなリラックスした雰囲気でステージ中央の指揮台の前でぴたりと止まり、聴衆から大きな笑い声と拍手喝采が起きた。犬は聴衆の方を見た後、第1バイオリニストのそばに座った。

 楽団員らは笑うのをこらえながら、まるで犬が楽団の一員であるかのように演奏を続けた。犬はベテランの演奏者のように居座り、大きなあくびでコンサートの話題をさらった。

 同じコンサートでこの交響曲の前にウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)のピアノコンチェルトを演奏していたトルコのピアニスト、ファジル・サイ(Fazil Say)氏は「クラシック音楽で最高にかわいい瞬間」とフェイスブック(Facebook)に書き込んだ。

 このコンサートの動画はトルコのインターネットで一気に拡散した。トルコでは野良犬や野良猫は大切に扱われることが多い。
【翻訳編集】AFPBB News